命の恩人に会いたい 毎年8,000kmを泳いでくるペンギン
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ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ州に住む、71歳のジョアオさん。
彼はある日、油まみれで瀕死の状態にいた一羽のマゼランペンギンを発見。そのペンギンに「ジンジン」と名前をつけ、体についた油を落とし、魚を与え、丁寧に介抱してあげました。
1週間後には元気を取り戻したジンジン。ジョアオさんは、ジンジンを自然に返そうとしましたが、すぐに戻ってきてしまいました。
しかし、11ヶ月が過ぎた日、ジンジンは突然姿を消してしまったのです。
もう会うことはないと思っていたら…
※画像はイメージです
ジンジンとは、もう会うことはないだろうと思っていたジョアオさん。
しかし、翌年、驚くべきことにジンジンが彼の前に姿を現したのです。
命の恩人のことを忘れずに、また会いにくるとは、にわかには信じられない出来後。さらに、それだけでは終わりませんでした。
なんと毎年、ジンジンはジョアオさんの元を訪ねてくるようになったのです。
8,000kmもの距離を泳いでくるジンジン
マゼランペンギンの生息地は、チリ・アルゼンチン周辺。彼の住むブラジルのリオ・デ・ジャネイロ州とは、約8,000kmも離れています。
本来の生息地を離れ、毎年命の恩人を訪ねる姿からは、深い感謝の気持ちと愛を感じます。
「ジンジンは僕の膝の上でくつろぐし、一緒にシャワーもあびるんだ。まるで自分の子供のようだよ」
ジョアオさんもまた、ジンジンのことが可愛くて仕方がない様子。本物の家族のような、2人の姿をご覧ください。
ジョアオさんの心優しい行動と、命の恩人を慕い続けるジンジンの健気さに心温まりますね。種を超えた2人の関係は、これからもずっと続いていくのでしょう。