「我を飼える人間よ、来いッ!」 『最強の猫』譲渡会に突撃した結果…!?
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
このラバーストラップ、実は? 「思い出を形にする素敵な活動」「唯一無二だ…」2025年1月9日、山崎智音(@chion777)さんがXに公開したラバーストラップにまつわる投稿に、多くの反響が上がっています。ラバーストラップは、カバンやリュックサックなどに付けて楽しめる、汎用性の高いアイテムですよね。その『素材』に、注目が集まっているのです。
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【祝】佐々木朗希、結婚を発表 「朝からビックリ」「なんて嬉しいニュース」『ロサンゼルス・ドジャース』の佐々木朗希選手が、結婚したことを発表。2025年2月22日に自身のInstagramで報告しています。
ペットは飼い主にとって大切な家族の一員であり、人生をともに歩んでいくパートナーです。
そんな『家族』との出会いの場として開催されるのが、保護動物の譲渡会。さまざまな事情で新たな家族を探す動物たちと、人々をつなぐ場といえるでしょう。
2024年、斬新な譲渡会が発表され、ネット上でまたたく間に注目を集めました。それは…人慣れしていない猫をあえて集めた『最強の保護猫譲渡会』!
『最強の保護猫譲渡会』ポスター
まだ人間に慣れていない猫は、「シャー、シャー」という声を出して威嚇(いかく)したり、前脚を使って『猫パンチ』を繰り出してきたりします。
そういった、いわゆる『シャーシャー猫』を『最強の猫』と称し、上級者の猫好きに向けた譲渡会が開催されるというのです!
『シャーシャー猫』を集めた譲渡会の内部や、いかに…!?
話題の『最強の保護猫譲渡会』を開催したのは、埼玉県で保護活動を行っている保護猫カフェ『ねこかつ』。
『猫の日』の翌日である2024年2月23日、東京都練馬区にある大泉学園駅から徒歩1分のビル内に、強者(つわもの)の集う場ができました!
準備中の会場
会場は、穏やかなエリアにある青果店の、上階に位置するレンタルスタジオ。まさか、この1室に『最強の猫』たちと『猫好き上級者』が集うとは、本来ならば思いもしないことでしょう…。
スタッフによってどんどん設置されていく、猫の入ったケージ。いつもと異なる環境で緊張している猫たちに、スタッフは「ついに今日だね、頑張ってね!」と優しく声をかけていきます。
ケージを見ると、スタッフの「猫たちにも『春』が来ますように」という願いが込められたような、愛らしい飾り付けが!その想いは、きっと『シャーシャー猫』たちにも届いているはずです。
春の足音を感じさせる、かわいい飾り付け
それぞれのケージには、猫たちのプロフィールが書かれた札も。人慣れの難易度も記載されており、ユニークなプロフィール文からもスタッフの愛が伝わってきます!
譲渡会の出会いで大切なのは、人間と猫の相性。猫と心を通わせていくためにも、こういったプロフィールは重要といえるでしょう。
『人慣れてない度』中級のプロフィール
一筋縄ではいかない『人慣れてない度』上級
この日集まったスタッフの中には、猫たちを一定期間自宅で世話する『預かりボランティア』の人も。
話をうかがうと、「距離を縮めていく中で変化していく姿が愛おしい」「自分にだけデレていくところが、たまらない!」といった、『シャーシャー猫』ならではの魅力を笑顔で教えてくれました。
これまで『シャーシャー猫』たちと絆をつむぎ、成長を見守ってきたボランティアの人たち。大切な猫が今日『ハレの日』を迎えることができて、喜びを抱いているようです!
ついに開場!『シャーシャー猫』たちの様子は…!?
いざ譲渡会が幕を開けると、多くの『猫好き上級者』が来場!またたく間に部屋は人でいっぱいになり、なんと入場制限をせざるを得ない状況に。外には長い列ができてしまいました。
まだ慣れていないにもかかわらず、突然、大勢の人に囲まれた猫たち。さらに緊張してしまいそうな気がしますが、ご安心ください。すぐそばで、優しいスタッフが常に見守ってくれています。
開場後、場はすぐ賑やかに!
…とはいえ、いくら『最強の猫』といえど、予想以上の人だかりに心の準備ができていない子もちらほら。
警戒している時に耳を水平にする『イカ耳』になっていたり、クッションをひっくり返して身を隠したりと、『シャーシャー猫』らしい一面を見せていました。
「にゃんだ!?この人間たちは…」
「あわわ…隠れますぅ…」
「わ、我は最強の保護猫ぞ…!?(イカ耳)」
「こうなったら暗闇に紛れよう…」
シンプルに「シャーッッ!!」
しかし、集まった人たちは自他ともに認める大の猫好き。こういった猫の姿も、愛おしく感じているのです。
「集え!猫好き上級者よ」という力強い号令で集まってきた人たちは、実際に『シャーシャー猫』たちを目の当たりにして、どのような印象を抱いたのでしょう。
そして、この譲渡会を開催したきっかけとは、一体なんだったのでしょうか…!