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衣類の縮みを抑えて乾燥させるコツとは? メーカーが教える情報に「参考になる」

By - COLLY  公開:  更新:

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脱ぎ捨てられた洗濯物

※写真はイメージ

ドラム式洗濯乾燥機は、洗濯から乾燥までおこなうことができるので、忙しい時や梅雨時など、重宝するのではないでしょうか。

しかし、気になるのが乾燥機能を使う際の衣類の縮みについてです。縮みが怖くて、せっかくの乾燥機能を十分に使いこなせていない人もいるかも知れません。

ドラム式洗濯機で衣類の縮みを抑えて乾燥させる方法を、家電メーカーの『HITACHI(日立)』公式サイトの情報を元に学んでいきましょう。

衣類の縮みを抑えて乾燥できるのか

乾燥機能を使いたいけれど、縮みやよれの不安がありちゅうちょしていませんか。日立の公式サイトでは気になる疑問に以下のように答えています。

衣類の縮みを抑えて乾燥したいときは、静止乾燥コースをおすすめします。干したあとに湿りがある場合や、(P)マーク表示の衣類、靴などを乾燥させ、やさしく仕上げたいときに便利なコースです。

日立 ーより引用

乾燥前に事前確認をする

この『静止乾燥コース』は縮みを軽減させるのに効果的ですが、そもそも衣類の形態によっては乾燥に向かないものもあります。

乾燥する前に必ず以下のポイントについて事前確認をすることが大切です。

衣類に付いている取扱絵表示や素材表示を確認

取扱絵表示や素材表示にドライマークが付いた衣類やウールなどの混紡製品でも、素材によっては乾燥できるものもあるとのこと。

気になる場合は、ご自宅のドラム式洗濯乾燥機の取扱説明書を確認してみましょう。なお、取扱絵表示や素材表示がない場合はクリーニング店に相談してください。

縮みが大きくなった場合に備えておく

縮みが大きくなった場合の備えは、元の形に修正するための型紙を取っておくことをおすすめします。

もしも形がくずれしてしまった場合は、衣類にスチームアイロンを軽く浮かせスチームをかけて元の形に近付けることが可能です。その時に、洗濯前に取っておいた型紙に合わせて元の形まで伸ばして形を整えるようにしましょう。

静止乾燥コースの操作方法は

しっかりと事前の確認ができたら、静止乾燥コースにかけます。

静止乾燥コースでの除湿方式は、『空冷除湿方式』です。2020年以前の機種は、空冷除湿方式と水冷除湿方式があるとのこと。

設定を変更している場合は必ず『空冷除湿方式』に戻してから静止乾燥コースをおこなうように呼びかけています。操作方法が分からない場合は取扱説明書を確認しましょう。

静止乾燥コースのかけ方

まず蛇口を開けます。空冷除湿方式の場合も、蛇口は開けた状態で運転します。

洗濯物をきれいに折りたたんでから洗濯槽の中に入れます。入れる場所はドラム内のリフターと呼ばれる内部のハネの間に均一に広げて入れましょう。

電源を入れて『静止乾燥コース』を選び、スタートボタンを押すと乾燥が始まります。ドラムは回転せず、約110分間風を当てた後に電源が切れます。

運転中に一時停止ボタンを押せば、途中で乾き具合を確認することができるそうです。また、運転が終わった後に乾きムラが気になる時は、洗濯物を反対側へたたみなおしてから再度静止乾燥コースを行ってください。

衣類の縮みを防ぐためにも、丁寧に確認をしてから衣類の乾燥をおこなうことが大事です。ポイントをおさえて乾燥機能を使えば、自宅で洗うことができる衣類の幅も広がるかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

出典
HITACHI

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