15歳の少年、星座を解析し『マヤ文明の古代都市』を3年かけて大発見
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5歳兄と3歳妹の合作『夏の大三角』 1枚の絵に「こ、これは…まさに名画だ!」2児の父親である、とむせん(@tomtom_e_n_t)さんが家を留守にしていた日のことです。とむせんさんが帰宅すると、5歳の兄と3歳の妹の合作で、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの星を結んで描かれる『夏の大三角』の絵が完成していたといいます。

旅館で出てきた赤ちゃん向け『野菜雑炊』 まさかのサイズと完食エピソードに「才能がある」家族で旅館を訪れた、iseri(@iseri215)さん。0歳の娘さんのもとに届いたのは大盛りの野菜雑炊で…?
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マヤ文明とは、メキシコ南東部などを中心にかつて栄えていた古代文明。
高度な文明を築いたにも関わらず、数多くの謎を残しており、考古学者の間で『謎の古代文明』と呼ばれるほど!
数百年の間考古学者たちを悩ませてきたマヤ文明ですが、2016年…ひとりの少年によって、新たなる古代都市が発見されたのです。
世紀の大発見をしたのは、カナダに住むウィリアム・ガドリーくん、15歳。
その若さで古代文明に興味津々だったウィリアムくんは、3年前ふと『とある疑問』を抱きました。
「マヤ文明の都市は、なぜ川から離れた山奥にあるんだろう?」
人が多く住む都市は、便利な場所に造るのが普通。それなのに、マヤ文明の都市はなぜか不便な場所にある…。
謎を解明すべく、ウィリアムくんは研究を開始。そして、ひとつの仮説を立てました。
「もしかして古代都市の位置は、星座の並びに関係しているんじゃないか?」
早速ウィリアムくんは、GoogleMapsを使って地図上に『現在判明しているマヤ文明の古代都市』をチェック。そして、星座の位置を照らし合わせてみた結果…驚くべき事実が判明!
なんと、星座の並びと古代都市の位置が117個も一致していたのです。
そんな中、彼が目を付けたのはメキシコのユカタン半島でした。
「でも、おかしい…。重要とされていたオリオン座の位置…ユカタン半島に古代都市がない」
これは怪しい…そう思ったウィリアムくんは、カナダ宇宙庁に連絡。ウィリアムくんの仮説を聞いた宇宙庁は、本格的に調査を開始することに!
NASAとJAXAの撮影した画像と照合し、調査を続けた結果…。ついに、約86メートルのピラミッドと、周囲の家屋が発見されたのです!
ウィリアムくんは、この古代都市を『K’ÀAK ‘CHI(火の口)』とマヤ語で命名。この発見をメキシコの考古学者2人に贈呈しました。
「3年間の研究が報われた。人生の夢に近付けて嬉しい」
そうコメントするウィリアムくん。今後彼は、この古代都市へ調査団と共に現地調査に行く予定とのこと。
多くの考古学者が何百年かけても解けなかった謎を、たった3年で判明させるだなんて、すごすぎます!これも、子どもならではの視点あってこその発見ですね。
一部の考古学者からは「ピラミッドではなく、畑では?」「奥地ではない場所に、未発見の古代都市がある可能性は低い」という疑問の声もあがっているようですが、ウィリアムくんの持論は考察の大きな前進になったはずです。
まだまだ深い謎に包まれている、マヤ文明。もしかしたら現地で、天才少年が新たな発見をしてくれるかもしれませんね!