史上最高齢の初産 『4児の母』に祝福の声が殺到「信じられない」「おめでたい」
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
アメリカで150年以上の歴史を誇る動物園から、喜ばしいニュースが届きました。
ペンシルベニア州にある『フィラデルフィア動物園』で、絶滅危惧種のニシサンタクルス・ガラパゴスゾウガメの赤ちゃんが誕生したのです。
今回生まれた4匹の子ガメの両親、マミーちゃんとアブラッツォくんはこの動物園でもっとも高齢の2匹で、それぞれ推定100歳前後なのだそう。
またマミーちゃんにとっては初めての赤ちゃんだといいます。
赤ちゃん誕生はフィラデルフィア動物園の歴史上初めて
1932年にフィラデルフィア動物園に迎えられたマミーちゃんは、米国動物園水族館協会(AZA)の種の保存計画において、遺伝的に非常に貴重なガラパゴスゾウガメの1匹とされています。
さらに、マミーちゃんは同種の中で最高齢の初産記録をもつ母親となりました。
一方、アブラッツォくんは2020年12月にサウスカロライナ州の動物園からフィラデルフィア動物園に移ってきたそうです。
マミーちゃんはこれまでにも卵を産んだことがありましたが、孵化には至らなかったとのこと。
今回生まれた子ガメたちは、2024年11月に産まれた16個の卵から孵化した4匹でした。
2025年4月現在、4匹の子ガメはフィラデルフィア動物園で飼育されており、順調にエサを食べ、健やかに育っているそうです。
ガラパゴスゾウガメの卵は4~8か月で孵化するため、残りの卵からマミーちゃんの新たな赤ちゃんが誕生する可能性もあります。
そのため動物ケアチームは、今後数週間で孵化するかもしれない卵の観察を続けています。
今回生まれた子ガメたちは、マミーちゃんがこの動物園に来てから93周年となる同年4月23日に一般にお披露目される予定です。
こちらの動画では、すくすく育つ子ガメたちと、元気なマミーちゃんの様子をご覧いただけます。
この歴史的な嬉しいニュースには、多くの祝福の声が寄せられました。
・赤ちゃんたち、この世界へようこそ。23日に会いましょう!
・なんて素晴らしいんだ!赤ちゃんたちに会えるのが待ちきれないよ。
・マミーちゃん、おめでとう!その名のとおり、お母さんになったね。
・信じられない。これはフィラデルフィア動物園の献身的な保護活動の勝利です。
フィラデルフィア動物園の理事長兼CEOのジョエル・モガーマン氏はプレスリリースで次のように語っています。
ガラパゴス諸島に生息するガラパゴスゾウガメの寿命は100~200年とされています。
今回生まれた4匹の赤ちゃんはすべてメスなので、この子たちからさらに新しい命が生まれる可能性がありますね。
90歳代で初めて母親になったマミーちゃんが、これからも長生きして我が子の成長を見守れることを願っています。
[文・構成/grape編集部]