桜の絨毯をほどいたかのよう… 『一本道』の先にいたのは?
公開: 更新:


鳥好き必見! 陶芸作家が手がけた『ハロウィン文鳥』のこだわり「鳥好き」必見!魔女の帽子をかぶった文鳥の陶芸作品が、あまりの可愛さに注目を集めています。ひとつひとつ表情が違う作品の魅力や、制作のこだわりを作者に聞きました。

「スマホでここまで撮れるだなんて…」 iPhoneで捉えた【皆既月食と富士山】の絶景に3万いいねShoya(@shoyan_03)さんがスマートフォンで撮影した、皆既月食と富士山の1枚に注目が集まりました。
- 出典
- @onotch_x
4月も中旬になると、葉桜の季節へと移り変わります。
桜の花はほとんど散ってしまいますが、地面を見ると落ちた花びらを見つけることができるでしょう。
桜の木が多くある場所では、足元が『ピンク色の絨毯』のようになっているかもしれませんね。
ピンクの絨毯にできた『道』
2025年4月21日、Xに写真を投稿したのは、フォトグラファーのonotch(@onotch_x)さんです。
撮影したのは、あたり一面が桜の花びらでピンク色に染まった風景。
しかし、よく見ると桜の絨毯に何かが通った、道のような跡ができています。
一体誰が、跡を付けたのでしょうか…。onotchさんが添えたひと言とともに、こちらをご覧ください。
「花筏 ほどけて鴨の 通りけり」
そんな美しい一句とともに、公開されたのは、桜の花びらに覆われた川の風景でした。
『花筏(はないかだ)』とは、水面の上に散った桜の花びらが、筏のように連なって流れる様子を表した言葉です。
1羽のカモが花筏の中を泳いでいくと、まるで絨毯の糸がほどけるように、一本道ができていました。
投稿には『いいね』が多数付いており、美しく詩的な光景に、うっとりした人が相次いだようです。
花筏は、満開の桜が散った後の、短い期間にしか見られないといいます。
1年のうちのほんのわずかな『奇跡の瞬間』を見られたら、幸福な気持ちになれそうですね。
[文・構成/grape編集部]