息子が「モンスターみたい」と言った日 父が同じ傷跡のタトゥーを入れた理由

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Facebook

小児がんと闘う子どもたちをサポートする慈善団体「St. Baldrick’s Foundation」が主催するコンテストが大きな感動を呼んでいます。

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出典:St.baldrick’s

さまざまなSNSで、ハッシュタグ「#BestBaldDad」を使ってエントリーされたのは、全55組の親子の写真。治療の過程で髪の毛が抜けてしまった小児がんと闘う子どもたちと、その父親がお揃いのスキンヘッドで登場しています。

そして、2016年のコンテストではジョシュ・マーシャルさんと息子のガブリエルくんペアが優勝しました。

このコンテストは、父の日に合わせて開催されたもの。がんと闘う子どもたちを支える父親たちの姿を広く伝えようという思いから生まれた企画です。

自分のことを「モンスターみたい」

2015年3月に脳腫瘍と診断されたガブリエルくん。大きな手術を行った結果、小さな頭には大きな傷跡が残ってしまいました。

まだ幼いガブリエルくんにとって、鏡に映る自分の姿は受け入れがたいものだったかもしれません。手術後、彼は自身のことを「モンスターみたいだ」と口にするようになり、周囲の目を気にするようになっていったといいます。

そんな息子の様子を見ていた父のジョシュさんは、2015年8月に大きな決断をします。

息子の傷跡と同じタトゥーを入れる

ジョシュさんが選んだのは、言葉で励ますことでも、傷跡を隠すことでもありませんでした。自分の体に、ガブリエルくんと同じ形の傷跡をタトゥーとして刻むという方法でした。

ジョシュさんのタトゥーを見たガブリエルくんは「双子みたい」と、とても気に入っているそうです。また、ジョシュさんのこの行動はガブリエルくんのみならず、多くの人々に勇気を与えました。

ジョシュさんがこの出来事をSNSに投稿すると、多くの反応が寄せられました。

「父親として素晴らしい」
「息子さんはきっと勇気をもらったはず」
「本当に素晴らしい親子関係ですね!」

すべての子どもとパパに称賛を

コンテストで優勝したジョシュさんのコメントがまた感動的でした。

「コンテストの順位に意味なんてありません。がんと闘うすべての仲間と、サポートする人たちとが共に称え合う、素晴らしいコンテストに参加できたことを誇りに思います」

優勝を喜ぶのではなく、コンテストに参加したすべての親子へ目を向けたジョシュさんの言葉は、多くの人に届いたようです。

このコンテストにはジョシュさんとガブリエルくん以外にも、小児がんと闘う多くの親子がエントリーしています。その一部をご覧ください。

エントリーした父親たちの中には、すでに子どもを亡くした後も活動に参加し続けている人もいます。それぞれの写真に、それぞれの歩みがあります。

どの写真からも「父親の子どもに対する愛情」と「子どもの父親に対する信頼」がにじみ出ているように感じます。本当に素晴らしい写真ですね。

ガブリエルくんの腫瘍はわずかに残っている状態だと言いますが、定期的な検査をすることで、症状は落ち着いているとのこと。小児がんと闘うすべての子どもたちが病気に苦しむことなく、安心して成長できることを心から願います。

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出典
Josh J-Mash Marshall/St.baldrick’s/St. Baldrick's Foundation

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