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「熱いお湯で洗えば汚れが落ちる」は間違い! 企業の警告に「やっちゃってた」

By - grape編集部  公開:  更新:

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子供靴

※写真はイメージ

大人よりもはるかに汚れやすい子供の靴。長く使うためには、正しい方法でお手入れすることが大切です。

「ブラシでゴシゴシこすって大丈夫!」と思いがちですが、その洗い方が靴を傷める原因になっているかもしれません。

シューズメーカーのアシックス商事(以下、アシックス)が運営するウェブサイト、『ASICS WALKING』から、子供の靴の正しいお手入れ方法を紹介します。

靴のお手入れ手順を解説

汚れた子供用の靴

※写真はイメージ

元気に動き回る子供の靴は、あっという間に汚れてしまいます。日々の汚れをしっかり落とすために、ASICS WALKINGが推奨する、基本のお手入れ方法を確認しておきましょう。

1.中敷きを外す

まずは中敷きを取り外します。ASICS WALKINGによると、子供の靴でもっとも汚れやすいのが中敷きとのこと。汗を吸収しやすいので、こまめに洗うことが大切です。

中敷きは、水で流しながら柔らかいブラシで軽くこすりましょう。靴用の洗剤を使う必要はありません。硬いブラシでゴシゴシ洗うと、素材を傷めてしまう原因になるので注意してください。

また中敷きを外すことで、劣化具合をチェックできます。指の跡が付いていたり、親指の部分だけ薄くなっていたりする場合は、交換を検討しましょう。

アシックスの『スクスク』シリーズなら、専用中敷きが別売りされているので、手軽に交換できますよ。

2.砂をしっかりと落とす

水で濡らす前に、靴に付いた砂やゴミをしっかり落としておきましょう。砂が残ったまま洗ってしまうと、靴に汚れがこびり付きやすくなり、後から落とすのが難しくなってしまいます。

ワンタッチテープ付きの靴は、特に注意が必要。テープ部分に砂やゴミが付いていると、接着力が低下します。洗う前に、こまめに取り除いておきましょう。

3.水かぬるま湯を使って素早く洗う

洗面器に浸けられた子供用の靴

※写真はイメージ

熱いお湯で洗うと汚れが落ちやすいイメージがあるかもしれません。しかし、ASICS WALKINGによると、熱いお湯で洗うのは避けるようにとのことです。

熱いお湯に長時間つけると色落ちするおそれがありますので、水かぬるま湯を使ってください。

ASICS WALKING ーより引用

靴全体を水かぬるま湯で濡らしたら、シューシャンプーを使ってやさしくこすり洗いしましょう。

洗剤を付けたまま放置するのは避け、洗った後はすぐにすすいで、洗剤をしっかり洗い流してください。

メッシュ素材やワンタッチテープの部分は、ブラシで強くこすらないように注意しましょう。表面がケバ立ったり、破損の原因になったりすることがあります。

4.自然乾燥させる

洗い終わったら、形を整えて乾燥させます。靴の中に白い紙などを詰めておくと、型崩れを防げるでしょう。

干す場所は、風通しのよい日陰がおすすめです。直射日光やドライヤーによる強制乾燥は避けてください。劣化や変形につながる可能性があります。

子供靴の正しいお手入れ方法について、「知らなかった…」という人も多いのではないでしょうか。大人の靴と同様に、正しいお手入れを心がければ、子供の靴は長持ちします。

「サイズアウトする前にボロボロになってしまった…」という事態を防ぐためにも、ASICS WALKINGが紹介している洗い方のコツを、ぜひ意識してみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ASICS WALKING

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