専門組合がお願い! 「ダウンジャケットはクリーニングに出して」その理由は…
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洗濯したてなのに臭う服 対処法に「簡単すぎ」「目からウロコ」ニオイの付いた衣類やタオルは「使いたくない」と感じますが、捨てるわけにもいきません。洗濯物が臭くなるのには理由があります。繰り返さないために原因を突き止め、いざという時の対処法もマスターしておきましょう。

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冬場に欠かせないダウンジャケット。シーズンが終わったら、そのまま収納している人もいるでしょう。
素材が丈夫なので、1シーズンくらいお手入れをサボっても問題ないように思えますが、やはりクリーニングに出すべきなのでしょうか。
冬に活用したダウンジャケットのお手入れについて、東京都クリーニング生活衛生同業組合協力のもと紹介します。
家庭でのダウンジャケットの洗濯は難しい!
同組合によると、ダウンジャケットは使用後、クリーニングに出したほうがいいそうです。
冬に使ったダウンジャケットは、汚れなどが付着しており、そのままだとカビや異臭の原因になり、劣化を早めてしまうことがあります。
そのため、シーズン後はクリーニングに出すほうがいいでしょう。
とはいえ、いちいちクリーニングに出すのは手間で、自宅にある洗濯機で丸洗いしたい人もいるかもしれません。
では、ダウンジャケットを家庭で洗濯してもいいのでしょうか。同業組合では、以下の注意喚起をしています。
水洗い可能な品物に限り、家庭洗濯が可能です。ですが、手間と時間がかかるうえに、失敗のリスクもあります。
手持ちのダウンジャケットが、『水洗い可能』のカテゴリーに分類されており、さらに指定どおりの方法で正しく洗濯ができるのであれば、問題ないかもしれません。
しかし、ダウンのボリュームが失われてしまうなど、トラブルが起こることがあるそうです。
ほかにも、「家庭洗濯をしたものの、汚れが完全に落ち切れていなければ、カビや臭いを引き起こしたり、コーティングの劣化を早める原因になります」とのこと。
家庭での洗濯にはさまざまなリスクがあるため、「専門知識のあるクリーニング店にお願いするのがおすすめ」だそうです。
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ダウンジャケットを長く大切に使うには、しっかり汚れを取ってから保管することが重要。
シーズンが終わったら、入念に汚れを落としてから保管しましょう。
その際、家庭での洗濯だと汚れが落ちきらなかったり、失敗して形が崩れたりする可能性があります。
多少手間でもクリーニングに出して、プロにきれいにしてもらったほうがいいかもしれませんね。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]