話せるって知らなかった…三重苦に負けないヘレン・ケラーの『貴重な肉声』
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目が見えず、耳も聞こえず、言葉を発声することも不自由だったヘレン・ケラー女史。
水に触れながら、家庭教師のアン・サリバン先生に「w-a-t-e-r」と指文字を書かれたことで、物には名前があることを知る逸話は、とても有名です。
三重苦と言われる人生の中で、福祉活動のみならず、人種差別や戦争の反対など、社会的活動を多く行い、1937年、1948年、1955年と、3回にわたって来日しています。
1948年に来日した時の、インタビューに答えている貴重な映像をご覧ください。
一度目の来日の際に、ヘレン女史の財布が盗まれるという事件が起こりました。しかし、事件が報道されると日本各地から寄付金が送られ、帰国する頃にはなんと、盗まれた金額の10倍以上も集まったそうです。
また、映像にもある二度目の来日では、戦後間もない日本で講演を行います。戦争で傷ついた人、大切な人を亡くした人、心に多くの傷を抱えた日本人に勇気を与えました。
そして、三度目の来日は日本盲人連合などを結成した、岩橋武夫さんを弔うために訪れたそうです。
三重苦に始まり、苦難に満ちた人生をその類稀なる好奇心と、精神力で乗り越えていったヘレン女史。
見ることも聞くこともできない状態にありながら、多くの人たちを救う活動を続けた姿には、人間の無限の可能性を感じさせられます。