「お米を食べて、対馬の絶滅危惧種を救って…!」農家が呼びかけ By - grape編集部 公開:2016-08-21 更新:2018-05-28 猫米絶滅 Share Post LINE はてな コメント 日本海の西に位置する長崎県の島、対馬。島の面積の88%を山林が占めており、天然記念物や珍しい動物たちが多く生息している自然豊かな場所です。 そんな対馬では長年、ツシマヤマネコの絶滅が危惧されています。ツシマヤマネコは対馬にしか生息していない、とても貴重な動物です。 しかし、ツシマヤマネコを『米を購入する』ことで救うことができるのだそうです。いったい、どういった理由があるのでしょうか? 対馬の絶滅危惧種・ツシマヤマネコを米で救える!? 1994年、環境省に国内希少野生動植物種と定められたツシマヤマネコ。現在は『絶滅危惧IA類(環境省レッドリスト)』に認定され、最も絶滅の恐れが高い動物のひとつとされています。 現在の生息数は、およそ80匹程度。1940年頃は山の中に多数生息していたと言われています。 しかし森林の伐採によって、生息地は減少…。さらに、田んぼが減ったことで、食物であるネズミや野鳥も生息数が減ってしまったのです。 生息地を増やすため、画期的な企画を発案! 年々生息数の減少しているツシマヤマネコを救うべく立ち上がったのが、佐護地区の佐護ヤマネコ稲作研究会。 ツシマヤマネコの食物であるネズミやカエル、野鳥などを増やすため、稲作をしようという計画を立ち上げました。 今日は久しぶりの晴れ間でした 先週の土曜日は局地的な大雨により、佐護地区の一部が冠水するなどの被害がありました。今年も大雨や台風などの被害なく無事に育ってほしいです。佐護ヤマネコ稲作研究会さんの投稿 2016年7月5日 ゴハンを食べた後、ブイで遊ぶ福馬くん。ボールで遊ぶ猫ちゃんのようです。草むらから狙ってみたり飛びかかったり!獲物を狙う姿はやはりヤマネコっぽいですね〜❤️ #ツシマヤマネコ #ヤマネコ #対馬 #ツシマヤマネコ米 pic.twitter.com/XJSYf5TQO4— Tsushima Cat Rice (@TsushimaCatRice) 2016年7月15日 研究会の田んぼで収穫されたお米は『佐護ツシマヤマネコ米』として、全国に発送されます。収穫後は籾殻がついたまま貯蔵し、注文を受けてから精米するそうです! さらに、これらの売り上げはNPO法人ツシマヤマネコを守る会に寄付されるだけではなく、ツシマヤマネコの生息地である田んぼを増やすことに繋がるのです! 【ふるさと割、残り6日です!】 対馬はここ数年で最も寒い日を経験しており、事務局員の家も水道管が破裂したり、水道が使えない状況です。。。ピンチです。 沖縄では、寒すぎて熱帯魚が浜に打ち上げられているというニュースがありますが、ヤマネコも含…佐護ヤマネコ稲作研究会さんの投稿 2016年1月25日 オーナー制度にご参加くださっているオーナー様に「オーナー制度通信」をお送りいたしました。通信用4コマ漫画「のんびりつしにゃん」を公開します。(猫好きによる猫好きのためのゆるい猫ネタですw) #ツシマヤマネコ #猫 #猫まんが pic.twitter.com/E0G2Rdm81Y— Tsushima Cat Rice (@TsushimaCatRice) 2016年8月9日 『多くの人やツシマヤマネコたちの”嬉しさ”』を目標に、お米を製造・販売している佐護ヤマネコ稲作研究会。お米を販売することで、以下のようなメリットがあると言います。 ツシマヤマネコ 「ご飯がたくさん食べられる!」 農家 「いろいろな生き物のおかげで、農薬や肥料を減らせる!」 お米を買った人 「おいしいお米が食べられるし、ツシマヤマネコも救える!」 「佐護の新鮮なお米を食べたい」「猫が大好き」「ツシマヤマネコを救いたい」という方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。 あなたが笑顔で食べるお米で、ツシマヤマネコの未来を繋ぐことができるかもしれません! 佐護ヤマネコ稲作研究会 自分をトイプードルだと思っている大型犬 1枚に「笑った」「愛の重み」飼い主のヒザにのる、ゴールデンレトリバーの写真が話題です。 散歩に行こうとしたら… 全力の『拒否顔』が、こちら飼い主(@87shiba87)さんが投稿した、柴犬のハナちゃんの散歩を拒否する表情に注目が集まりました。 出典 佐護ヤマネコ稲作研究会/佐護ヤマネコ稲作研究会Facebook/@TsushimaCatRice Share Post LINE はてな コメント
日本海の西に位置する長崎県の島、対馬。島の面積の88%を山林が占めており、天然記念物や珍しい動物たちが多く生息している自然豊かな場所です。
そんな対馬では長年、ツシマヤマネコの絶滅が危惧されています。ツシマヤマネコは対馬にしか生息していない、とても貴重な動物です。
しかし、ツシマヤマネコを『米を購入する』ことで救うことができるのだそうです。いったい、どういった理由があるのでしょうか?
対馬の絶滅危惧種・ツシマヤマネコを米で救える!?
1994年、環境省に国内希少野生動植物種と定められたツシマヤマネコ。現在は『絶滅危惧IA類(環境省レッドリスト)』に認定され、最も絶滅の恐れが高い動物のひとつとされています。
現在の生息数は、およそ80匹程度。1940年頃は山の中に多数生息していたと言われています。
しかし森林の伐採によって、生息地は減少…。さらに、田んぼが減ったことで、食物であるネズミや野鳥も生息数が減ってしまったのです。
生息地を増やすため、画期的な企画を発案!
年々生息数の減少しているツシマヤマネコを救うべく立ち上がったのが、佐護地区の佐護ヤマネコ稲作研究会。
ツシマヤマネコの食物であるネズミやカエル、野鳥などを増やすため、稲作をしようという計画を立ち上げました。
研究会の田んぼで収穫されたお米は『佐護ツシマヤマネコ米』として、全国に発送されます。収穫後は籾殻がついたまま貯蔵し、注文を受けてから精米するそうです!
さらに、これらの売り上げはNPO法人ツシマヤマネコを守る会に寄付されるだけではなく、ツシマヤマネコの生息地である田んぼを増やすことに繋がるのです!
『多くの人やツシマヤマネコたちの”嬉しさ”』を目標に、お米を製造・販売している佐護ヤマネコ稲作研究会。お米を販売することで、以下のようなメリットがあると言います。
ツシマヤマネコ
「ご飯がたくさん食べられる!」
農家
「いろいろな生き物のおかげで、農薬や肥料を減らせる!」
お米を買った人
「おいしいお米が食べられるし、ツシマヤマネコも救える!」
「佐護の新鮮なお米を食べたい」「猫が大好き」「ツシマヤマネコを救いたい」という方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
あなたが笑顔で食べるお米で、ツシマヤマネコの未来を繋ぐことができるかもしれません!
佐護ヤマネコ稲作研究会