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ADHDの症状って? 誤解されがちな障害だからこそ見て欲しい短編アニメ

By - grape編集部  公開:  更新:

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『注意欠陥多動性障害』を意味する『ADHD』。

集中力が欠けており(不注意)、落ち着きがなく(多動性)、考える前に実行してしまう(衝動性)3つの要素が見られる、発達障害の一つと言われています。

黒柳徹子さんや、モデルとして活躍する栗原類さんが、テレビ番組内や著書でADHDであることを告白し、ADHDというもの自体が多くの人に知られ始めていますが、未だ誤解が多いのも事実です。

自分自身の過去を描いた短編アニメ

今回ご紹介する短編アニメーションは、ADHDの特徴をわかりやすく描いたものです。

スウェーデン人監督のエリックさんがADHDの少年の1日を4分間のアニメにまとめた作品は、国内外で大きな話題を呼びました。

集中力を維持しにくい

集中力を維持することが難しいADHDの人は、長い文章を理解するのが苦手な傾向があります。

途中でどこを読んでいるのかわからなくなる、文字の並びが崩れて見える…という人も多いそうです。

また、授業時間中に集中が切れて、パラパラ漫画を書き始めてしまったり…なんてことも。

発達障害といっても知能に問題はなく、集中力のなさが原因で単純に「やる気のない子」と見られてしまいがちです。

夢中になると周りが見えなくなる

一度何かに夢中になると、周りが見えなくなるほど集中してしまうのもADHDの傾向の一つです。

バスを待っている間、道端に咲いていた花に夢中になって、バスを逃してしまった主人公。

周りのサポートが必要

雨が降り始めたため父親に電話をかけるものの、電話を水たまりに落とし壊してしまいました。

悲しくなった主人の頬を、一筋の涙が伝い落ちます…。すると、そこに現れた父親が主人公をそっと抱きしめて動画は終わります。

子どもの頃に同様の症状が出ていても、小さい子どもであれば誰にでも見られる行動でもあるため、障害だとはわかりにくいものです。本人も周りも自覚がないまま成長し、大人になってからも悩み続けている人が多くいるそうです。

ADHDについての診断方法や対応方法など、より詳しい情報が下記ウェブサイトに分かりやすくまとめられていますので、一度ご覧になってみてください。

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