顔半分を食いちぎられる重傷を負った犬 特製の可愛い帽子で人気者に
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出典:Facebook

「猫を作ります」 宣言して3日後に、完成した木彫り作品が?「感動した」「天才かよ」「猫を作ります」という宣言とともに、写真を公開したのは、趣味で木彫りの作品を作っている、鑄(@CopperAndHammer)さん。 写っているのは、長方形の木材に下絵をされた猫。 一見シンプルに見えるこの下絵ですが、一体どんな作品に生まれ変わるのかが気になりますね。

息子が壁に貼ったのは… 柔軟すぎる発想に「天才」「そのまま育ってほしい」8歳の息子さんを育てている、@peke_pomさん 息子さんに、オモチャの剣を片付けるようにいったところ、予想外の収納をしていたとして、Xに写真を投稿しました。
アメリカのフロリダ州の動物病院に1匹の雌犬が運び込まれました。犬の名前はアビゲイル。3歳のピットブルミックスです。
保護された時、アビゲイルは生死をさまようほどの大けがをしていました。右耳はなく、顔の右半分がそぎ落とされているという状態。
おそらく彼女は闘犬用の犬を飼育する場所で、ほかの凶暴な犬たちの噛みつき用のおとりにされていたようです。
あまりにも過酷な境遇で育った犬
顔の半分を食いちぎられていたアビゲイルは傷口から感染症を起こし、体にはダニが発生して悪臭を放っていました。多くの動物たちを診てきた獣医も、彼女は今まで見た中で最悪の状態だというほどでした。
闘犬用として盗まれたアビゲイルはその大人しい性格から闘いには向かなかったため、飼い主によってほかの犬の噛みつき用のおとり犬にされてしまったのではないかということです。
アビゲイルはしばらくの間、傷口の包帯を毎日交換しなくてはなりません。彼女を保護した動物保護団体のヴィクトリアさんは、そんなアビゲイルのために特製の帽子を用意。この帽子は傷口を保護することができるだけでなく、彼女の可愛らしさを引き立てるアクセサリーとしても役立っています。
カラフルな帽子をかぶったアビゲイル。なんだか喜んでいるように見えますね。
医師たちの懸命な治療の甲斐あって、アビゲイルは少しずつ回復しています。退院した後はヴィクトリアさんが世話をすることになりました。十分に体力が戻ったら、正式に里親を探し始めるということです。
ヴィクトリアさんのFacebookには、元気に散歩をするアビゲイルの様子を撮った動画も公開されています。
ヴィクトリアさんによると、闘犬はフロリダ州だけでなくあらゆる場所で行われており、その犠牲になる犬もまだまだたくさんいます。ギリギリのところで命を救われたアビゲイルはとてもラッキーだったのでしょう。
過酷な状況を耐え抜いてやっと安心して暮らせるようになったアビゲイルが、これからはずっと愛情をたっぷりと受けて幸せに生きていけますように。