愛猫への想いが詰まった『猫切子』 思い出を鮮やかに映し出す
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
4年前の夏、車にはねられて道路に横たわった猫を保護したガラス作家の可夜さん。
黒猫は、雪(ゆき)と名付けられ、可夜さんの大切な家族になりました。
ガラス作家としての修業時代、毎日多忙な日々を送っていた可夜さんを、雪ちゃんはいつも傍で支えてくれました。
生活が苦しくて心身共に疲れていた時も、工房が閉鎖してしまいガラス作家の道を諦めようとした時も…。
愛猫との思い出をガラスに…。美しく輝く『猫切子』
2015年5月、可夜さんはあらたなる作品の製作を開始しました。それは、雪ちゃんをモチーフにしたガラスを作ること。
夕焼けを眺める雪ちゃんと、そびえ立つ電柱、無数の電線…。可夜さんはデザインを考案し、老舗の江戸切子作家と力を合わせて切子を生み出しました。
『デザインフェスタ44』にて撮影
作品名は、『夕焼け猫+七宝紋/切子』。
瑠璃(るり)色とオレンジ色の貴重なガラスによる色合いは、夕暮れ時の夜が迫ってきた空のよう。底には、夕焼けを受けて逆光になった雪ちゃんの姿が…。
『デザインフェスタ44』にて撮影
『デザインフェスタ44』にて撮影
側面には、伝統的な江戸切子伝統文様のひとつである七宝紋(円を4つ重ねてつないだ連続文様のこと)があしらわれており、落ち着いた和の印象を与えます。
可夜さんの猫切子は、見る人の心を次々とつかんでいきました。
作品の評判はどんどん広まっていき、なんとTBS系列の番組『所さんのニッポンの出番!』でも紹介されるほどに!
また、可夜さんの作品を購入した方たちからは「眺めてるだけで幸せになる…」「可愛すぎて、なんだか使うのがもったいない!」「プレゼントしたらとても喜んでもらえた!」といった、喜びの声が上がっています。
ガラス製作を続ける可夜さんを見守ってくれる、雪ちゃん。そんな愛猫について、可夜さんはこうコメントします。
「君をモデルにした猫グラスのお陰で、今ガラスで食えている。命尽きるまで一緒にいよう」
燈し火/星詠み猫
ウユニ雲猫グラス/天空の鏡
まだまだ、可夜さんの美しいガラス作品をご紹介します。