「あの事故を忘れたのか!」 電車が遅延したら『運転士減給』の危険性
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
100人以上が亡くなった脱線事故の要因の1つ
Twitterで指摘されたのは、2005年4月25日に起きたJR福知山線(JR宝塚線)の脱線事故。乗客と運転士を合わせて107名が亡くなる大事故でした。
提供:産経新聞社
事故の原因はその後の調査で、少しずつ明らかになりましたが、「遅延による運転士への減給」などの罰則規定がありました。
乗客からの苦情や、電車の遅延があった場合、日勤教育と呼ばれる懲罰を受けねばならず、こういったことに怯えていた運転士がスピードを出し過ぎてしまったが故の悲劇とも言われているのです。
もちろん、事故の原因はそれだけではありませんが、少なくとも1つの要因だったことを知っていれば、こんな暴論は言えないはず。
Twitterには、そんな意見が多く寄せられています。
事故から1年が経っても、暫定的なダイヤでしか運行ができなかったJR福知山線。
「電車の遅延=社員の減給」という考えがどのような結果を招いてしまったのか…改めて、思い出すべき時期に来ているのかもしれません。
提供:産経新聞社
[文/grape編集部]