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炎上した私鉄の中吊り広告 広島電鉄キャッチコピー作品はもっとスゴイ【4枚】

By - grape編集部  公開:  更新:

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阪急電鉄とブランディングを手がける株式会社PARADOXがコラボした中吊り広告に、批判が殺到しています。

広告には「さまざまな業界・世代の、働く人たちの思いを紡いだ言葉」がつづられており、一部の内容に対して「ブラック企業によくある精神論」といった声が相次ぎました。

一連の騒動を受け、阪急電鉄は広告を2019年6月11日以降取り下げることを発表。しかし、批判の声がおさまる気配はありません。

そんな中、過去に行われた広島電鉄のキャッチコピーのコンペティション作品が話題です。

「広島電鉄のキャッチコピー見て、落ち着こう?」

同コンペティションは、『WORD AD HIROSHIMA』が2015年に行ったもの。

広島県在住ならびに広島県出身の人であれば、プロ・アマ問わずに応募でき、キャッチコピーの枠に収まらない自由な作品が数多く集まりました。

阪急電鉄中吊り広告の炎上を受け、ネット上で「広島電鉄も攻めている」「広島電鉄のキャッチコピーを見て落ち着こう」と再び注目されている作品の一部を、はらしとと(@jonchama)さんが撮影していました。

チンチン、ブラブラ。

『広電』の愛称で親しまれている広島電鉄の路面電車。

またの名を『ちんちん電車』といい、刺激的な呼び名をさらに挑戦的にしたこのキャッチコピーは、一度見たら忘れられません!

「快速」はありません。どの街も好きだから。

時間帯によって快速や特急が設けられている路線も珍しくない中、広島電鉄の場合はすべて各駅停車。

温かみあふれるこのキャッチコピーは、同コンペティションでグランプリを受賞しました。

カレったら 揺れたふりして 壁ドン

思わずクスッときてしまうキャッチコピー。広島電鉄がいかに市民の生活に密着しているかが伝わります。

わしらの「だいたい」交通。

応募作品は、優しい気持ちになるものから吹き出してしまうものまで、センスとアイディアが光ったものばかり。

その広告が多くの人たちの目に止まり、忘れられないインパクトを残したとしたら、それは大成功といえるでしょう。

コンペティション作品とはいえ、今回の数々の作品に称賛の声が寄せられるのは当然のことなのかもしれませんね。


[文・構成/grape編集部]

出典
はらしととfrom道後山駅(@jonchama)

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