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「さぁ家に帰ろうか」下半身不随の子猫を拾った男性の優しさに胸が温まる

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:ウズネネチャンネル Uzu & Nene channel

橋から落ち、下半身が全く動かなくなってしまった子猫(ネネ)。

落下した瞬間を目撃していた男性(後の飼い主さん)が保護し、その後懸命のリハビリにより奇跡的な回復をみせたネネ。その1年後の様子が公開されました。

数々の奇跡を経て

この日、子猫のネネは交通量の多い橋の上にいました。通りすがりの人が安全な場所に移そうと近寄ると、ネネは驚いて橋から5m以上落下。

その様子を見ていた飼い主さんが、橋の下をしばらく探し回ると、落下の衝撃で後ろ足が全く動かなくなっているネネの姿をみつけました。

前足を懸命に動かすネネの姿を見て、当たり前のように「さっ、家に帰ろうか」と声をかける飼い主さん。この言葉に、「一生面倒をみる覚悟」が感じられます。

家には先住猫のウズがいましたが、この出会いもまたネネのリハビリの助けになるのです。

突然の訪問者に、最初は警戒していたウズも、数日するとお互い毛づくろいしあう程の仲良しになります。しかも母性本能を刺激されたのか、妊娠・出産経験のないウズから、母乳が出始めるように!

そんな奇跡のような出来事があり、飼い主さんとウズの愛情を一身に受けたネネは、獣医さんも驚くほどの回復を遂げました。

そして、一年後。そこには元気な姿で走り回る、ネネの姿がありました!

完全に治ったとまでは言えないものの、キャットタワーから飛び降りたり、ウズと遊んだりと1年前とは比べ物にならないほど、後ろ足に力が入っています。

あの時、飼い主さんと出会わなければ、自然界でネネが生き延びることはできなかったかもしれません。安心しきった表情で元気に走り回る姿を見ると、胸が温かくなります。

たとえ猫が飼いたい人でも、足の不自由な子猫を飼うことはそう簡単にできることではありません。

それでも「足を引きずっている状態の子猫を見捨てるくらいなら、人間やめます」と言いきる飼い主さんの懐の深さと愛情には頭が下がります。

ペットに関する悲しいニュースも流れる中、こうした責任感と愛情を持って大切に育てる飼い主さんのことも、沢山広まっていただきたいものです。


[文・構成/grape編集部]

出典
ウズネネチャンネル Uzu & Nene channel

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