賢くて心優しい船乗り猫 耳の聞こえない飼い主をサポートし目指せ水平線の先!!
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
grape [グレイプ] trend
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
ニュージーランドのオークランド市に住むポールさん。彼は、大西洋の中南部を横断するために船を自作するほどの海好きです。
しかし彼が大海原に出ても、さざ波の音も、風をうけてたなびく帆の音も、彼には聞こえません。
ポールさんは重度の聴覚障害をかかえているため、音が聞こえないのです。それは、航海するにあたって大きな壁になりかねません。
そんな彼に寄り添い、サポートする1匹の猫がいます。猫の名は、スキャッティ。6ヶ月のメインクーンです。
スキャッティは、音の聞こえないポールさんの耳代わりとなって、航海をサポート。そんなスキャッティについて、ポールさんはこう語っています。
「スキャッティは、僕の耳が聞こえないことをわかっているみたいなんだ」
感覚が鋭い猫は、人間では聞くことのできないような音でも聞くことができ、その発生源を見つけることができるそう。ポールさんは、そんなスキャッティにいつも助けられています。
実際、船に何かが近づいた時や、ポールさんの携帯電話が鳴った時は、スキャッティが膝の上に乗ってきて知らせてくれるのだそう。
いつもポールさんをサポートしているスキャッティですが、特別な訓練を受けたわけではありません。ポールさんと一緒に行動する中で自然と覚えていったという、賢い猫なのです。
さらに、スキャッティは大きな親指を持って生まれた、ちょっと特別な猫でもあります。
そのおかげで、揺れて不安定な船の上でもしっかりと立つことができるのだと、ポールさんは得意げに語ります。
生まれながらにして、船乗りの素質をもっていたスキャッティ。2人が出会ったのは、運命とも言えますね。
そんなポールさんとスキャッティは、いつも一緒。ポールさんが船のデッキに出ればスキャッティもついていき、ポールさんが寝る時には、同じベッドで眠りにつきます。
スキャッティがいるおかげで、ポールさんは今まで以上に船旅が楽しくなりました。また、スキャッティも刻々と変わっていく海の風景を見るのが大好きなよう。お互いに支え合う2人の関係が、とっても羨ましく思えます。
2人は、水平線の先にあるまだ見ぬ風景を求めて、これからも冒険を続けていきます。2人で見る風景は、きっとこの世のどんな絶景よりも美しく耀いていることでしょう。