悲しそうに見えるけど、実は幸せいっぱい 老人のようなルックスの猫が大人気
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ペットを飼っている人なら誰でも、できるだけ長く一緒に過ごしたいと思うことでしょう。そのため動物保護シェルターではどうしても年齢の若い動物のほうが里親が決まりやすいといわれます。
でも中にはあえて、高齢だったり持病があったりする動物を引き取ってあげたいと思う人も。
2018年、ジョージナ・プライスさんと婚約者のクリストファー・ラードナーさんは、飼っていた高齢の保護猫が他界してしまい、悲しみに暮れていました。
そして数か月後、新しい猫を家族に迎えることにします。
ユニークな特徴をもつ2匹の猫たちに一目ぼれ
海外メディア『meow.af』によると、ジョージナさんは動物保護団体のウェブサイトに載っていた2匹の猫を見た瞬間、「恋に落ちてしまった」のだそう。
猫たちの名前はクイントンとトビー。当時7歳だったクイントンは歯が1本もなく、6歳のトビーは皮膚がたるんでしまう『エーラス・ダンロス症候群』をもっていました。
2匹はすでにとても仲よしだったため、ジョージナさんは2匹を一緒に引き取ることにしたのです。
ジョージナさんたちが初めて2匹と出会った時、トビーはひどく怯えてクイントンの陰に隠れるようにしていたといいます。
彼女の家に来てからも、すぐに懐いたクイントンに対し、トビーはなかなか体を触らせてくれなかったそうです。
その顔立ちから普通にしていても悲しそうな表情に見えてしまうトビー。
しかしジョージナさんたちが根気よく愛情を注ぎ続けた結果、彼は次第に心を開いてくれました。
トビーの健康で気を付けることは、関節に負担をかけないよう、体重が増えすぎないようにすることだといいます。
ほかには高い所から飛び降りないように常に注意をして見張っているそうです。
ジョージナさんは2019年4月に2匹のInstagramを開設。2020年4月現在、フォロワーは14万人を超えています。
トビーの写真には「なんてかわいいの!」「美しい猫だ」「見ていて癒される」などのコメントがいっぱい。
どうしても悲しそうな表情に見えてしまいますが…トビーはクイントンとジョージナさんたちと仲よく楽しく暮らしています。
動物も人間と同じように病気になることがあります。そして持病のある保護動物は里親が決まりにくいといわれます。
ジョージナさんはトビーのことを多くの人に知ってもらうことで、「特別な世話が必要な動物の里親になろうと思う人が増えてほしい」と話しています。
飼い始めた時は健康なペットも、病気になることもあります。そしてすべての動物たちはどんな自分でも「愛されたい」と願っているはずです。
健康な動物も、何らかの持病をもつ動物も、同じように優しい家族と出会える機会が増えていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]