「コンビニ前の会社は買い物するな!」少数のクレームで、誰も幸せにならない結果に
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- 出典
- @noumin_T
農民丁さん(@noumin_T)が働いている会社の前にはコンビニがあり、社員はよく利用していたそうです。
コンビニ側は多くの客を得ることができ、社員は手軽に昼食などを購入できる…と、まさに『Win-Win(双方が利益を得る)』の状態。
しかし近隣住民から寄せられた少数のクレームによって、その状況は変わってしまいました。
「社員が大勢いて買い物の邪魔!使用禁止にしろ!」
「買い物の邪魔!コンビニ使うな」というクレームが
おそらく、会社側としては近隣住民との衝突は避けたかったのでしょう。クレームを受け、会社側が社員にコンビニの利用を禁じた結果、コンビニは経営不振で潰れることに…。
考えてみればわかることです。コンビニが利益を得ていたのは、数多くの社員が利用していたのが大きかったのですから。
きっとクレームを出した近隣住民は「社員が来なくなれば、われわれは快適に買い物できる!」という、目先のことしか考えていなかったのだと思われます。
『ノイジー・マイノリティ』に従う恐怖
クレームを受けた側は、いくら少数かつ極端な意見でもなにかしら対応せざるを得ません。特に日本では、苦情に対して誠意ある対応をしなければいけない…といった風潮が強いように思えます。
必要以上に声が大きい少数派のことを『ノイジー・マイノリティ』と言います。母数に比べて極めて少数派であるにも関わらず、声高に騒ぐことで自らの意見を通そうとします。
「子どもの声がうるさい!もっと静かに部活動をやれ」
「こんな描写は不愉快だ!即刻放送を中止しろ」
今回の件に限らず、ノイジー・マイノリティによる弊害は色々な場所で起こっています。
確かに、少数の声を聞くことは大切なことです。しかし、明らかに極端な意見を聞き入れることが本当に正しいのかは疑問を抱かざるを得ません。
その風潮が強まってしまうと、いわゆる『ゴネ得』の考えを抱く人が増えてしまうのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]