issues

「性差別の実態!」男が女のフリをして仕事メールを送ったら?

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

男性であることを明かした瞬間に!

男性であることを明かし、「女性の代わりにプロジェクトを進めている」と伝えた途端…

顧客の態度が激変!!!

トントン拍子に話が進み、何の問題もなくプロジェクトを終えることができました。

そこで、マーティンさんは「ビジネスの現場における男女差別がどれほどのものなのか」をリサーチするために、あえてニコールさんとアカウントを入れ替えたまま仕事を進めることを決意します。

つまり、「女性のフリをして男性が仕事をするとどうなるのか」を実験したというワケです。

結果は地獄!!!

男性が女性のフリをして仕事をしただけで、ざっと次のような問題が起こったと言います。

  • 企画を真剣に検討してもらえない
  • 上から目線で人格を否定するようなことを言われる
  • 挙句の果てに「恋人はいるの?」といったセクハラまがいのメールが届く

マーティンさんが男性として働いている時には感じたことのないストレスばかりだったと言います。

一方、男性のアカウントで仕事をしていたニコール(女性)さんはと言うと…

今まで経験したことがないくらい仕事がスムースに進んだ

つまり、「マーティンさんが働く現場では、圧倒的に男性の方が仕事が進めやすい環境にあること」が明らかになったのです。

もちろん、この結果がすべての業界に通じるものであるとは言い切れませんが、「世の中で言われている男女平等が全く実現できていない業界もあるということ」は証明されました。

一連の経緯を自身のTwitterアカウント(@SchneidRemarks)で公開したマーティンさんは「多くの男性ビジネスマンに自らの行動を振り返ってほしい」と語ります。

こういった性差別の問題はアメリカだけのものなのでしょうか。

「男性だから、女性だから」といったことで仕事に支障が出ているとしたらナンセンスの極み。性別ではなく、その人を見て仕事を進められるような社会を早く実現することが求められています。


[文・構成/grape編集部]

焼き肉の写真

牛角『半額キャンペーン』に一部から批判 理解を示す声も多数2024年9月2日、人気焼き肉チェーン店『牛角』が、食べ放題の料金を女性限定で半額にするキャンペーンを開始。キャンペーンの内容が、SNS上で物議を醸しています。

レストランの画像

飲食店に書かれた『ある注意書き』に賛否 「店の自由」「差別では?」2024年7月、都内にある飲食店が掲示した『注意書き』に、賛否が巻き起こっています。同月5日、同店はXに店の扉と思われる写真を投稿。そこには、入店する客に見えるよう、次のような言葉がつづられていました。「多様性とか寛容とかいろいろいわれている昨今ですが、嫌な思いをして働く気はないので、中国人、韓国人お断りします」。

出典
@SchneidRemarks

Share Post LINE はてな コメント

page
top