『同行避難』と『同伴避難』の違いは?理解している飼い主は約6割という調査結果
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地震の多い日本では、いつ大地震や津波、洪水などの大災害が起きてもおかしくありません。ペットを飼っている皆さん、いざというとき、大切なペットを守るための対策はできているでしょうか?
ペットの防災対策を考える上でぜひ知っておきたいのは『同行避難』と『同伴避難』の違いです。
『同行避難』とは、災害時に飼い主がペットを連れて一緒に避難することを指し、避難所でペットと一緒に過ごせるかどうかは、各自治体や避難所の判断に任されています。
一方、『同伴避難』とは、ペットと一緒に避難し、かつ避難所で一緒に過ごすことを指します。もちろん、飼い主さんにとっては、『同伴避難』のほうが理想的ですが、環境省が作成している『災害時におけるペットの救護ガイドライン』で推奨されているのは、『同行避難』のほうです。
しかし、『同行避難』と『同伴避難』は言葉が似ていることもあって、違いを理解しづらいですよね。実際、過去の震災の際にも『同行避難』と『同伴避難』の違いがはっきり認識されていなかったために、一部の避難所で混乱が生じました。
「同行避難」を理解しているのは6割
ペット保険を手掛けるアイペット損害保険株式会社が行った調査でも、『同行避難』について、正しく理解している飼い主さんは、約60%に留まっていることが明らかになりました。
また、この調査では「最寄りの避難所を知っているが、ペットと一緒に過ごすことができるかどうかは把握できていない」と答えた飼い主さんが65%以上にのぼることも判明。
さらに、ペットのための防災対策をしている飼い主さんは56.9%に留まっていることも明らかに。ペットの防災対策がまだまだ立ち遅れている現状が浮き彫りになりました。
ペットの防災対策、していますか?
では、「ペットの防災対策をしている」と答えた飼い主さんたちは、具体的にどんな対策をしているのでしょうか?
犬の飼い主の皆さんのうち、最も多かった回答は「基本的なしつけ」。確かに避難先で周囲の人に迷惑をかけずに過ごすためには、欠かせないことですよね。
なお、猫の飼い主さんの回答で最も多かったのは「特に対策をしていない」という回答。犬の飼い主さんと猫の飼い主さんとの間のギャップも明らかになりました。
続いて、今後そろえたい防災グッズとして挙げられたグッズのうち、犬の飼い主さんと猫の飼い主さんの回答で特に差が見られた項目は『キャリーバッグ』。
キャリーバッグを持っていない猫の飼い主さんがまだ多いことが分かりますね。猫はサイズ的に簡単に抱きかかえられるため、普段はキャリーバックが不要という方も多いかもしれません。
しかし、避難時は他の荷物も多く、両手で抱っこするのは至難の業。いざというときのために、キャリーバックを1つ備えておくと安心ですね。
ちなみに、現時点でペットのために備えているもののランキングは次の通り。この機会に、ご自身が備えているものと照らしあわせて、足りないものはないかチェックしてみてください。
大地震、津波、洪水といった天災は、いつ起こるかわかりません。いざというときになって後悔しないためにも、できる限りの準備をしておきたいものですね。
[文/grape編集部]