「心配しなくていいニャ」動物病院に実在した『猫の看護師さん』 By - grape編集部 公開:2017-05-19 更新:2017-05-20 猫病院 Share Post LINE はてな コメント 出典:Jen Weston 多くのペットたちにとって行きたくない場所…それは動物病院。 体の不調を治療してくれたり、健康管理をしてくれたりする動物病院はとても大切な場所ですが、病院が嫌いなペットが多いのも事実のようです。 アメリカのコロラド州にあるノースフィールド動物病院。ここには、そんな動物たちの不安を和らげてくれる優しい看護師さんがいました。 動物たちを癒してくれるセラピーキャット 迷い猫だったオス猫のロンはある日、ほかの2匹の猫と一緒にノースフィールド動物病院に連れてこられました。それから里親が見つかるまでのしばらくの間、ロンはこの病院で暮らすこととなります。 Since we have single handedly eradicated the stray population in Stapleton we had to call Forgotten Felines to see if they had any kitties needing a home. Welcome Harry, Hermione, and Ron!Northfield Veterinary Hospitalさんの投稿 2016年10月27日 動物病院のオーナーであるジェンさんがPeople.comに語ったところによると、ロンは自然と病院を訪れるほかの動物たちに興味を持ち始めたのだそう。そして、歯の治療などで麻酔をされた動物たちがいると、彼らにそっと寄り添うようになりました。 Ron doubles as a therapy cat to keep our dental patients warm. The dental is on our technician's pup.Jen Westonさんの投稿 2017年1月19日 ロンはほかの動物たちにぴったりと寄り添い、時には優しくグルーミングをしてあげました。病院のベッドで不安な気持ちでいる動物たちにとって、ロンの体温が伝わることはきっと大きな癒しとなったことでしょう。 人懐こいロンに癒されたのは動物たちだけではありません。時には人と一緒にヨガ(?)だってしちゃいます。 ジェンさん:ある日、とても攻撃的な猫が来院したことがありました。飼い主は私たちにその猫が以前かかっていた動物病院でも手を焼かれていたから気を付けてほしいと伝えてきました。私たちは普段から、相手の動物の性格によってロンを近づけないほうがいいと思った場合は、彼を表に出さないようにしていました。しかしその日、ロンは閉じ込めていた場所から逃げ出してきたのです。 そしてロンはその攻撃的な猫に近づき、あっという間に彼らは仲良くなりました。おかげでその猫は大人しくなり、治療もスムーズに終えることができたのです。 たくさんの猫たちがこの病院に連れてこられますが、ロンは間違いなく特別な猫でした。 People.com ーより引用(和訳) 患者さんを癒すセラピーキャットとして活躍したロンですが、その後に里親が決まり、『猫の看護師さん』を引退。いまも幸せに暮らしています。 Is kitty yoga a thing? #ronronNorthfield Veterinary Hospitalさんの投稿 2017年2月8日 人間である私たちでも、病院で治療を受ける時に不安になることがあります。そんな時に看護師さんが優しく接してくれると安心するものです。 たくさんの動物たちを癒し続けたロン。これからも彼はきっとこの愛らしさで多くの人たちを笑顔にしてくれることでしょう。 [文・構成/grape編集部] 「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。 マラソン大会でハプニング ランナーと一緒に走っているのは?「大笑いした」しれっと一緒に走ってる! マラソン大会に飛び入り参加した『ランナー』が? 出典 Jen Weston/Jen Weston/People.com Share Post LINE はてな コメント
多くのペットたちにとって行きたくない場所…それは動物病院。
体の不調を治療してくれたり、健康管理をしてくれたりする動物病院はとても大切な場所ですが、病院が嫌いなペットが多いのも事実のようです。
アメリカのコロラド州にあるノースフィールド動物病院。ここには、そんな動物たちの不安を和らげてくれる優しい看護師さんがいました。
動物たちを癒してくれるセラピーキャット
迷い猫だったオス猫のロンはある日、ほかの2匹の猫と一緒にノースフィールド動物病院に連れてこられました。それから里親が見つかるまでのしばらくの間、ロンはこの病院で暮らすこととなります。
動物病院のオーナーであるジェンさんがPeople.comに語ったところによると、ロンは自然と病院を訪れるほかの動物たちに興味を持ち始めたのだそう。そして、歯の治療などで麻酔をされた動物たちがいると、彼らにそっと寄り添うようになりました。
ロンはほかの動物たちにぴったりと寄り添い、時には優しくグルーミングをしてあげました。病院のベッドで不安な気持ちでいる動物たちにとって、ロンの体温が伝わることはきっと大きな癒しとなったことでしょう。
人懐こいロンに癒されたのは動物たちだけではありません。時には人と一緒にヨガ(?)だってしちゃいます。
患者さんを癒すセラピーキャットとして活躍したロンですが、その後に里親が決まり、『猫の看護師さん』を引退。いまも幸せに暮らしています。
人間である私たちでも、病院で治療を受ける時に不安になることがあります。そんな時に看護師さんが優しく接してくれると安心するものです。
たくさんの動物たちを癒し続けたロン。これからも彼はきっとこの愛らしさで多くの人たちを笑顔にしてくれることでしょう。
[文・構成/grape編集部]