愛猫を手放す青年 切ない理由に「何度読んでも涙があふれる」
公開: 更新:

※写真はイメージ

ひき肉とタマネギを炒めて… 夏に食べたい、ロバート馬場のレシピに称賛の声夏野菜入りのカレーは、暑い季節の食事にうれしい一品ですよね。しかし普通のカレーだと煮込み時間がかかるため、作るのが面倒に感じる人もいるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、お笑いトリオ『ロバート』の馬場裕之さんが紹介した『無水キーマカレー』です。

豆腐をつぶして卵と混ぜると…? 馬場裕之の豆腐レシピに「よだれが止まらない」「絶対作りたい」つぶした豆腐と卵を混ぜて、レンジでチンしたら?馬場裕之さんが教える簡単豆腐レシピに「リピ確」「おいしい×おいしいの合体」の声が上がっていました。
猫や犬など、動物と暮らす人にとって、彼らは『家族』であり何ものにも代えがたい大切な存在でしょう。
「もしも、何らかの事情で大好きな家族を手放すことになったら?」
考えるだけで胸が締め付けられる思いがしますが、誰しも絶対にないとはいい切れませんよね。
そんな「もしも」が物語のキーである小説『旅猫リポート』。2018年に映画化が決定しており、早くも期待の声が寄せられています。
著者である有川浩さんが「一生に1度しか書けない物語」と語るベストセラー小説をご紹介します。
猫好きにはたまらない!?リアルさを追求した猫目線
主人公である猫の名前はナナ。長い間野良猫として生きてきたため、プライドは高く、他人になかなか懐きません。
ナナはある事件をきっかけに、優しい青年・サトルと一緒に暮らすことになります。
内容のほとんどが『ナナ目線』で語られており「猫ってそうなんだ!」と、猫の習性について新しい発見があるのも本書の魅力です。
猫にならないと分からない、狩りに関する認識です。ほかにも、猫が飼い主に嫌がられてもつい狩猟をしてしまう『理由』などが描かれています。
また、本書には犬も出てくるため、猫と犬の違いを楽しむこともできます。
青年が「どうしても愛猫を手放さなくてはならない理由」
物語はナナとサトルがある事情で旅をスタートさせるシーンから始まります。
※写真はイメージ
銀色のワゴンで、ゆかりのある人たちの元を訪ねるサトル…目的は「ナナを引き取ってくれる人を探すため」です。
一体なぜ、サトルは最愛の猫・ナナを手放すことになったのでしょう。
人や動物たちとの交流の中で、サトルの秘密が徐々に明らかになっていきます。
優しい雰囲気にほんの少しの切なさを含んで進んでいく、1匹と1人の旅。
読んでいくうちに、読者も一緒に旅しているかのような気持ちになれる作品ですよ。
講談社 有川浩 著 『旅猫リポート』
Amazonで『旅猫リポート』を見る
[文・構成/grape編集部]