靴が買えない途上国の子どもたちを救う『成長するサンダル』に支援が集まる
公開: 更新:
臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
- 出典
- THE SHOE THAT GROWS / vimeo / boredpanda
出典:vimeo
世界には、貧困のために靴を持っていない子供が3億人以上いるそうです。そんな子供たちのために立ち上がったのが、「The Shoe That Grows」という組織です。
組織を立ち上げたのは、ケントン・リーさんという人物。2007年にケニアのナイロビに住んでいました。ある日教会に向かう道すがら、隣を歩いていた小さな女の子が小さ過ぎる靴をはいているのを見て、あることに気づきます。
「子供はすぐ足が大きくなるけれど、そのたびに靴を買い替える経済的余裕なんてないんだ」
出典:trueactivist
リーさんは、「子供たちへの靴の寄付は実際に役に立っている。でも、それはすぐにサイズが合わなくなるということを覚えておいてほしい。」と語ります。そして彼は、少なくとも子供の5年間の成長をカバーができる、5段階のサイズ調整が可能なサンダルを開発しました。
出典:vimeo
「The Shoe That Grows」のサイトでは1足10ドル(約1200円)で寄付を募っており、それを50足1セットで世界4ヶ所の援助団体に寄付しています。
出典:THE SHOE THAT GROWS
世界中で、20億人もの人々が土壌の寄生虫による感染症に苦しんでいるそうです。子供たちにこの「The Shoe That Grows」を寄付することで、少しでも助けになりたいとリーさんは語ります。
出典:vimeo
出典:vimeo
靴そのものを贈り、支援するという方法は、実行に移しやすいもの。ですが、子供の足が成長してそれが使えなくなる。そこまで思いをめぐらせ、支援の具体策を形にしたリーさんの活動には拍手を贈りたい気持ちになります。
日本にいる私たちが今、具体的に応援することは難しいかもしれません。ですが、このような活動をしている人がいる、そのことは知っておきたいと思いませんか。
出典:boredpanda
詳しくサンダルについて紹介した動画です。