「3年12億円ももらって、その決断はどうなの?」松坂投手退団に、賛否の声
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- 出典
- SANSPO.COM
プロ野球チーム『福岡ソフトバンクホークス(以下、ソフトバンク)』の松坂大輔投手が、球団から来季の戦力外を通告され、退団することが2017年11月4日に分かりました。
同日の夜、横浜DeNAベイスターズとの日本シリーズを制し、2年ぶりに日本一を奪還した『ソフトバンク』。その裏で、ひっそりと報じられた「松坂退団」が、ネットで議論を呼んでいます。
プロ1年目に最多勝を獲得した『平成の怪物』
出身高校は、野球の名門・横浜高校。3年生の時に、甲子園で春夏連覇を果たし、鳴り物入りで『埼玉西武ライオンズ』に入団します。
プロ1年目から16勝を挙げて、パ・リーグの最多勝利投手に。高卒の新人投手としては33年ぶりとなる新人王にも輝きました。
2年目には、10代にも関わらず開幕投手を任され、自他ともに認めるチームのエースに。『平成の怪物』という異名に恥じぬ活躍を見せ、第1回ワールド・ベースボール・クラシックでは日本代表を優勝へと導きます。
2007年シーズンからは、活躍の舞台をアメリカ・メジャーリーグへと移し、さらなる飛躍が期待されました。
思うような結果が出ないメジャーリーグ時代
2007年シーズンから『ボストン・レッドソックス』に加入した松坂投手。
1年目には15勝、2年目には18勝を挙げるも、3年目には右肩の違和感から故障者リスト入りしてしまいます。2011年に右ヒジの手術を受けて以降も、状態はよくならず…。
結局、期待された結果を出すことができず、2015年シーズンからは日本プロ野球界に復帰。3年12億円(推定)という大型契約で、『ソフトバンク』に入団しました。
『ソフトバンク』入団後の登板は1試合のみ
日本での復活が期待された松坂投手ですが、一軍での登板すらままならない状況が続きます。2015年8月には、内視鏡による「右肩関節唇及び腱板クリーニング術」などを受け、一軍登板はゼロ。
2016年のシーズン最終戦に、ようやく一軍のマウンドに上がりますが、1回5失点。翌日には一軍登録を抹消されます。
2017年シーズンも一軍で登板をすることはなく、3年契約を終了。3年12億円という高年棒もあり、現役続行にこだわる松坂投手に対する批判は、これまでにも多くありました。
そして、今回の戦力外通告。一部報道によると、『ソフトバンク』は松坂投手に対し、「コーチ兼任という形でチームに残り、現役復帰を目指してはどうか」という打診をしたといいます。
しかし、松坂投手はこれを固辞。現役続行を希望して移籍先を探すことを選択しました。
松坂投手の判断は恩知らずなのか?
「松坂投手が『ソフトバンク』の提案を固辞、移籍へ」という一報が流れると、ネットには賛否の意見が飛び交います。
高校野球やプロ野球での大活躍を知る人からは、『平成の怪物』の復活を期待するコメントが殺到。
松坂投手の決断に賛同する意見
一方で、「現役復帰を目指すなら3年間、面倒を見てくれた『ソフトバンク』で、と考えるのが人情だろう」と、松坂投手の決断に否定的な声も上がります。
松坂投手の決断に否定的な意見
『ソフトバンク』に移籍してからの松坂投手に対し、高年棒を引き合いに批判的な意見をいう人はこれまでにも多くいました。
「一軍での投球数で単純計算すると、1球2000万円以上になる」「年棒が目当てなだけで、本気で復帰する気があるのか」…眉をひそめるような汚いコメントも決して少なくありません。
こういった声は松坂投手本人や、その関係者の耳にも届いているでしょう。それでも現役にこだわる松坂投手。
2017年9月には、次のように語ったといいます。
38歳になる2018年シーズンに劇的な復活を遂げる…簡単ではありませんが、『平成の怪物』と呼ばれた松坂投手ならば、と期待をせずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]