学校で『父親と朝食を食べるイベント』の参加者を募集 すると驚きの事態に
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
日本の学校で保護者の参観日があるように、海外でも学校に家族を招待するイベントがあります。
アメリカのテキサス州にある男子校、ドクター・ビリー・アール・デイド中学校では『お父さんと一緒に朝食を食べよう』というイベントを開催することになりました。
このイベントは、学校に生徒の父親を招待して、みんなで朝食を食べながらいろいろな話をしようというもの。しかし開催にあたって、学校関係者はあることを懸念していました。
多くの生徒たちには、さまざまな事情により、父親または父親と呼べる存在の男性がいないのです。
少年たちの『メンター』として参加してくれる男性を募集
そのことを知った非営利の教育支援団体『BIG THOUGHT』のスタッフであるクリスティーナさんは 『メンター(支援者)』を集めるべく、Facebookでこう呼びかけました。
クリスティーナさんの投稿は100回以上シェアされました。
そしてイベント当日、学校にはなんと募集した50人をはるかに上回る、約600人の男性たちが駆け付けたのです。
イベントに参加した男性たちは、年齢も人種も職業もさまざま。そんな『メンター』たちは、生徒たちと朝食を食べながら彼らの話を聞いたり、アドバイスをしたり、さらにネクタイの結びかたを教えたりもしたそうです。
「地域の子どもたちの役にたちたい」という600人のメンターたちの思いはきっと、生徒たちにしっかりと伝わったことでしょう。
父親がいない子どもたちにとっては、多くの大人が自分たちを応援し、支えてくれていることを実感できたのではないでしょうか。
将来は彼ら自身が、メンターと呼ばれるのにふさわしい大人に成長してくれることを期待したいですね。
[文・構成/grape編集部]