盲導犬試験に落ち、家庭犬として迎え入れられた犬 『現在の姿』に反響続々!
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- 出典
- @Simon_Sin
身体が不自由な人を支えてくれる、補助犬たち。ユーザーの目や耳、手となり、人間を助けてくれます。
中でも知名度が高いのは、視覚障がいをもつ人を支える盲導犬です。街を歩いていて、ほとんどの人が一度は目にしたことがあるでしょう。
目の見えないユーザーに段差を教えてくれたり、横断歩道を確認してくれたりするその姿には、「なんて賢い犬なんだろう」と驚かされますよね。
※写真はイメージ
盲導犬になるには、訓練センターでいろいろな訓練を受ける必要があります。基本的な指示や誘導の方法について、しっかりと覚えなくてはなりません。
そして訓練の後、3回の試験をくぐり抜くことができた犬のみが、盲導犬としてデビューすることができるのです。
しかし、試験の難易度は低くありません。日本盲導犬協会によると、合格する犬は3、4割しかいないそうです。
ここまで読んで、「じゃあ、試験に不合格だった犬はどうなるの?」と思った人もいることでしょう。
盲導犬に向かないと判断された犬は『キャリアチェンジ犬』と呼ばれ、新たな家族として迎え入れられることになります。
盲導犬試験に落ちて、家庭犬になった結果…
Twitterで話題になっている、「虐待を受けていた犬が警察犬審査会に合格した」という投稿。人間に傷つけられた犬が人間を救う仕事に就く姿に、多くの人が心打たれました。
その話題を耳にした@Simon_Sinさんは1枚の写真を投稿します。
そこに写っているのは、キャリアチェンジ犬として迎え入れられた愛犬の姿…なのですが…。
盲導犬試験に落ちて家庭犬としてもらわれていき、当たり前のような顔で人間のベッドで寝て「明るくて寝られない」と文句を言う犬の画像がこちらです。
「ちょっともう~!明るくて眠れないんですけど!」
キリッとしたイメージの強い盲導犬に反し、人間味のある姿を見せるキャリアチェンジ犬。
盲導犬の試験には落ちてしまったものの、温かい家族の元に出会い、違う形の幸せをつかんだように感じます!
投稿に対し、「なんて幸せそうなんだ」「親近感を覚えた」「素敵な人に出会えてよかったね!」といったコメントが寄せられています。
ちなみに、日本盲導犬協会のウェブサイトではキャリアチェンジ犬の譲渡先を募集しています。
「室内飼育ができる」「留守がちでない」「愛情を持って飼育できる」といった条件を満たす人であれば、ボランティアに応募できることができるのです。
新たな道を歩もうとする犬の家族になりたい人は、チェックしてみてください。
盲導犬とキャリアチェンジ犬…どちらもたくさんの人間を幸せにしてくれると思うと、感謝してもしきれません!
[文・構成/grape編集部]