なんていい写真 保護犬を大自然の中で撮影したらとっても素敵な表情に
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
散歩をしていたらほかの犬から「ワン!」 柴犬の表情に「笑った」「頑張れー」柴犬のろくくんと暮らしている、飼い主(@roku125shiba)さん。 ある日、ろくくんと散歩していたら、ほかの犬から「ワン!」と吠えられたそうです。
世界中の動物保護シェルターには、新しい家族を待つ多くの動物たちがいます。
シェルターによっては、動物たちに早く里親が見付かるように彼らの写真をウェブサイトやSNSで紹介しています。実際にそれらの写真を見て興味を持ち、シェルターを訪れる人たちも多いということです。
ところが現実にはすぐに里親が決まる動物と、なかなか決まらない動物がいます。
カナダに住む写真家のレイチェル・ロジャースさんは大の犬好き。彼女は数年前にInstagramを始め、愛犬の写真を投稿していたところ、たちまち大勢のフォロワーが付いたといいます。
その時、彼女はふと考えました。
私のInstagramを何か役に立つことに活用できないだろうか。
ある日、レイチェルさんは偶然、動物保護施設のInstagramを目にします。
そこで浮かんだのは、「この犬たちには素晴らしいプロフィール写真が必要だわ!」という思いでした。
保護犬たちの最高の表情を撮りたい
レイチェルさんは早速、動物保護シェルターのボランティアに申し込み、スタッフとして働き始めます。
彼女の仕事は『自然の中で保護犬たちの最高の写真を撮ること』。レイチェルさんは犬たちを連れて、車で何時間もかけて絶好のロケーションへ向かいます。
カナダの大自然の中で見せた、犬たちの表情をご覧ください。
「もしこの犬を家族に迎えたら毎日が楽しくなるだろうな…」そんなことを想像させてくれるような、生き生きとした笑顔の犬たち。
動物保護シェルターの狭いケージの中では、こんな表情は見せてくれないのではないでしょうか。
さらにレイチェルさんは、写真と共にそれぞれの犬たちの性格や特徴を詳しく紹介しています。まさにInstagramの素晴らしい活用法といえますね。
犬たちにとって素晴らしいプロフィール写真は、パーフェクトな里親につながるゴールデンチケットなのです。
そうコメントするレイチェルさんは現在も引き続き、保護犬たちの写真を撮り続けています。
どんなに性格がよくて育てやすい犬でも、写真ではそれがなかなか伝わりにくいもの。やはりプロフィール写真による第一印象は大事なのでしょう。
実際に彼女が撮影した犬たちの中には、その後に里親が決まった犬も多くいるということです。
それぞれの犬の愛らしさが伝わる素敵な写真によって、1匹でも多くの保護犬たちに温かい家族が見付かることを願います。
[文・構成/grape編集部]