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学校を卒業する児童や生徒たちの作文が収録される『卒業文集』。
学生時代の思い出はもちろん、卒業にあたっての決意や自身の思いをつづるなど、書きかたは人それぞれでしょう。
Twitterに投稿された、ある中学3年生の卒業文集に載せた作文をご紹介します。
中学3年生の時に書いた卒業文集
投稿したのは、高校1年生の亟(@geminiminmin)さんです。
「書くことが何もない…」
そう思いながら、投稿者さんが中学3年生の時に書いた作文がこちら!
いま、僕は卒業文集を書いているところだが、正直にいうと書くことがなくて困っている。
これを読んだ人は、変な書き出しだな、と思うかもしれない。僕もそう思う。
どうやってこの270字の用紙を埋めるか考えた結果、このような書き出しになってしまったのだ。
現に、ここまでの文章で用紙の半分近くを埋めている。
思ってたよりも、用紙を埋めることができて、ひと安心している。
文章を書く才能があるのでは、と思ったが、そもそも才能のある人は、こんな書き出しはしないことに気付き、少しだけ悲しくなった。
さて、卒業にあたってだが、もう用紙がないので終わりにする。
「書くことがない」という状況をただ書き連ねるという大胆な方法で、すべてのマス目を埋めています!
これでは卒業に対する思いや、中学生のころの思い出などがまったく伝わってきません。
ユーモアあふれる作文に対し、ネット上では「最高!笑った」「逆に才能を感じる」といったコメントが相次ぎました。
最後のマス目まできっちりと「書くことがない旨」をアピールする徹底ぶりに、作文を渡された先生も、ド肝を抜かれたことでしょう。
しかし、これはこれで大人になってから読み返した時に、ゆかいな思い出として印象に残るのではないでしょうか!
[文・構成/grape編集部]