多くの人が感動した『卒業式へ向かう学生』の写真 最高の結末が待っていた By - grape編集部 公開:2018-06-03 更新:2019-05-25 いい話サプライズプレゼント卒業 Share Post LINE はてな コメント 出典:Dee Bee 2018年5月、卒業シーズンのアメリカで撮影された、ある学生の写真がSNSで注目を集めました。 写っているのはアラバマ州の高校生、コリー・パトリックくん。この日、卒業生が着るガウンをはおってバスで通学していた彼を、バスの運転手が撮影して自身のFacebookに投稿したのです。 You tell me this ain't Determination he got on my bus to go to his Graduation no one was with him I pick him in Elyton…Posted by Dee Bee on Monday, May 21, 2018 これが『決意』じゃないとしたら、何が決意なのか教えてちょうだい。彼は私の運転するバスに乗ってたった1人で卒業式へ向かったの。 時に人が外の世界に求めるものは、すべて自分の中にあるものよ。彼が自分にとって最高のものを持っていなくても、私の目には彼は最高に見えた。 私はこの黒人の少年を誇りに思うわ。 Dee Bee ーより引用(和訳) たった1人で卒業式に向かう少年 アメリカの卒業式は、家族や友人たちが大勢お祝いにかけつけることが一般的です。 そんなアメリカで、早朝のバスに乗って1人で卒業式へと向かったコリーくん。それには理由がありました。 コリーくんは地元のテラント市立校に小学4年生から通っていました。しかし高校の最終学年の途中で、家族と共に20km以上離れた町に引っ越すことになったのです。 コリーくんの家族は車を持っていません。でも彼は長年一緒に過ごしてきた友人たちや先生と一緒に卒業したいという思いが強く、転校を拒否。その結果、彼は毎朝4時30分に起きてバスに乗り、通学することに決めます。 そして念願かなったコリーくんは、親しい仲間たちと一緒に卒業することができました。 Posted by Corey Patrick on Tuesday, May 22, 2018 少年を祝福する声が殺到 そしてサプライズが バスの運転手がFacebookに投稿した写真には、コリーくんの卒業を祝福するコメントが殺到。たちまち多くの人にシェアされます。 するとその写真を見たコメディアンのリッキー・スマイリーさんがコリーくんの忍耐強さに感銘を受け、彼を自分がDJを務めるラジオ番組に招待。そこでビッグなサプライズを明かします。 リッキーさんはラジオ局の仲間と協力してお金を集め、コリーくんに車をプレゼントすることにしたのです! We did it!! We gave Corey Patrick a car of his own!!!! pic.twitter.com/KFwwmUn7Gm— Rickey Smiley (@RickeySmiley) May 25, 2018 Corey Patrick doesn’t have his driver’s license yet, but he plans to take the test this summer so he can drive his new set of wheels pic.twitter.com/VbWJBZLoWg— Marlei Martinez (@MarleiWVTM13) May 25, 2018 リッキーさんと初めての自分の車を前に、ちょっぴり緊張している様子のコリーくん。現在は運転免許を取得するために勉強中だそう。 今後は奨学金を得て、大学へ進学することが決まっているということです。そのことからも彼はとても優秀な学生だということが分かります。 毎朝4時半に起きて通学することは決して簡単なことではなかったでしょう。しかし、人知れず努力する姿は誰かが見ていてくれるものです。 SNSと見知らぬ人たちの支援によって生まれた、素晴らしいストーリー。頑張り屋のコリーくんはきっとこの喜びを胸に、立派な大人に成長していくことでしょう! [文・構成/grape編集部] 出典 Dee Bee/Corey Patrick/@RickeySmiley/@MarleiWVTM13 Share Post LINE はてな コメント
2018年5月、卒業シーズンのアメリカで撮影された、ある学生の写真がSNSで注目を集めました。
写っているのはアラバマ州の高校生、コリー・パトリックくん。この日、卒業生が着るガウンをはおってバスで通学していた彼を、バスの運転手が撮影して自身のFacebookに投稿したのです。
たった1人で卒業式に向かう少年
アメリカの卒業式は、家族や友人たちが大勢お祝いにかけつけることが一般的です。
そんなアメリカで、早朝のバスに乗って1人で卒業式へと向かったコリーくん。それには理由がありました。
コリーくんは地元のテラント市立校に小学4年生から通っていました。しかし高校の最終学年の途中で、家族と共に20km以上離れた町に引っ越すことになったのです。
コリーくんの家族は車を持っていません。でも彼は長年一緒に過ごしてきた友人たちや先生と一緒に卒業したいという思いが強く、転校を拒否。その結果、彼は毎朝4時30分に起きてバスに乗り、通学することに決めます。
そして念願かなったコリーくんは、親しい仲間たちと一緒に卒業することができました。
少年を祝福する声が殺到 そしてサプライズが
バスの運転手がFacebookに投稿した写真には、コリーくんの卒業を祝福するコメントが殺到。たちまち多くの人にシェアされます。
するとその写真を見たコメディアンのリッキー・スマイリーさんがコリーくんの忍耐強さに感銘を受け、彼を自分がDJを務めるラジオ番組に招待。そこでビッグなサプライズを明かします。
リッキーさんはラジオ局の仲間と協力してお金を集め、コリーくんに車をプレゼントすることにしたのです!
リッキーさんと初めての自分の車を前に、ちょっぴり緊張している様子のコリーくん。現在は運転免許を取得するために勉強中だそう。
今後は奨学金を得て、大学へ進学することが決まっているということです。そのことからも彼はとても優秀な学生だということが分かります。
毎朝4時半に起きて通学することは決して簡単なことではなかったでしょう。しかし、人知れず努力する姿は誰かが見ていてくれるものです。
SNSと見知らぬ人たちの支援によって生まれた、素晴らしいストーリー。頑張り屋のコリーくんはきっとこの喜びを胸に、立派な大人に成長していくことでしょう!
[文・構成/grape編集部]