親でも手がつけられなかった、発達障害の息子 彼を変えた存在は…?
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※写真はイメージ

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
- 出典
- Tonya Denton
傷ついた時、落ち込んだ時…支えてくれる存在は貴重なもの。
そして、自分をそばで支えてくれる存在は、必ずしも『人』とは限りません。
トーニャ・デントンさんの息子さんの場合、人生のパートナーとも呼べる存在は猫のキティです。
暴れる息子に寄り添う猫
発達障害を持つ息子さんは、感情が高ぶると、泣いたり叫んだり『メルトダウン』と呼ばれる症状を起こすことがあります。
こうなってしまうと、親であるトーニャさんにも手がつけられないといいます。
しかし、症状が出てしまっている息子さんを、唯一落ち着かせることができるのが、猫のキティなのです。
母親であるトーニャさんが撮影した動画をご覧ください。
クッションに顔をうずめ、苦しそうな声をあげる息子さん。親であっても、この状態の息子さんを落ち着かせるのは困難です。
しかし、キティが近付き息子さんの頭をペロペロと舐め始めると、すぐに息子さんは泣くのを止め、キティをなではじめます。
トーニャさんによると、キティは息子さんに症状が出ると毎回、同じように息子さんを落ち着かせるのだそう。
パニック障害を持つ人や自閉症の人を精神的に支える『介助犬』の存在は知られていますが、それは訓練を受けてこそ。
訓練を受けていない、しかも猫がこうした行動を取るのはとても珍しいことです。
「猫に対する印象が変わった」「まるで奇跡」と、多くの人を驚かせた息子さんと猫の関係。共に寄り添って眠る姿を見ると、お互いにかけがえのない存在であることが分かりますね。
[文・構成/grape編集部]