保護猫のオシッコにうるっ 何度も何度も…
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出典:Go Snowball
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- 出典
- Go Snowball
ペットとして飼われていた動物が動物保護シェルターに預けられると、多くの動物たちは突然の環境の変化に動揺するといいます。ペットたちはなぜ飼い主が自分を捨てたのかが理解できないからです。
オーストラリアにあるシェルターにやってきた猫のスノーボールも、そんなペットの1匹でした。飼い主が引っ越しすることになり、彼を連れていくことができなかったため、シェルターに預けられたのです。
スノーボールはすぐに、里親が見つかるまでの間の一時的な世話をするフォスターファミリーの元に預けられることになりました。
フォスターを引き受けたコミネ・リョウコさんは、スノーボールが困惑している様子を見て、できる限り彼が居心地よくいられるようにしてあげようと思ったのだそう。
ところがスノーボールがコミネさんの家に来てから2日後、彼は自分で窓を開けて逃げ出してしまったのです。
捨てられて傷ついた猫が脱走
コミネさんは必死でスノーボールを探し、警察にも協力を依頼。しかし数週間の捜索もむなしく、彼は見つかりませんでした。
悲しみに暮れるコミネさんはせめて彼が誰かに保護され、食事を与えられていることを祈っていたといいます。
そして2か月後、突然コミネさんの元に「スノーボールが見つかった」という知らせが入ります。彼はコミネさんの自宅からわずか400mほど離れた場所で、排水溝に落ちて出られなくなっていたところを発見されたのです。
保護されたスノーボールの姿を見たコミネさんは、あまりにひどい健康状態に驚きます。彼の体は2か月前と比べて半分ほどまでやせ細り、自力で歩くこともできない状態。
そしてすぐに彼を病院へ連れて行くと、獣医師から「生き延びられる確率は50%」といわれたといいます。
それから2週間の入院治療を経て、スノーボールはコミネさんの家に帰ってきました。彼女はスノーボールに2時間おきにチューブで食事を与えるなど献身的に看護を続けました。
するとそんな彼女の思いに応えるかのように、スノーボールはゆっくりながらも確実に回復していったのです。
猫を正式に家族に迎えることに
それからまもなく、スノーボールがだんだんと自分たち家族に慣れてきている様子を見たコミネさんは、自らが彼の里親になることに決めました。
スノーボールがコミネさんの家に戻ってから1か月ほど経ったころ、彼女はスノーボールの猫用トイレを見て驚きます。
彼が用を足した跡がなんとハート型になっていたのです!
ただの偶然かと思いきや、どうやらそうではなさそう。なぜならスノーボールは1度だけでなく何度もハート型におしっこをしているのです。
スノーボールは順調に回復し、いまではコミネさんはもちろん、先住の犬や猫たちともすっかり仲よくなっているということです。
心も体も傷ついたスノーボールを献身的に世話をし、愛を与え続けたコミネさん。その気持ちがスノーボールにちゃんと伝わったのでしょう。
新しい優しい家族ができたスノーボールが、もう2度とひとりぼっちになることなく、幸せに暮らしていけるといいですね。
[文・構成/grape編集部]