渡哲也の若い頃は? 吉永小百合との共演CMが人気 By - grape編集部 公開:2019-06-03 更新:2019-11-15 ドラマ渡哲也 Share Post LINE はてな コメント 俳優の渡哲也(わたりてつや)さんは、任侠モノの映画や警察モノのドラマで見せる迫力のある演技や、歌手としての魅力的な歌声で、多くのファンをとりこにしています。 そんな渡哲也さんの来歴や、現在についての情報をご紹介します! 渡哲也の若いころは? 渡哲也の出演映画 渡哲也さんは1965年、日活映画『暴れ騎士道』で華々しい主演デビューを果たしました。 その演技が評価され、その年にもっとも活躍し、今後の活躍が期待される新人俳優に送られる『エランドール賞』の新人賞を受賞しています。 その後も日活の猛プッシュを受けて、若いころはアクションスターとして活躍しました。 映画『反逆の報酬』クランクイン 石原裕次郎と渡哲也(右) 1972年 1971年に日活から石原プロモーションへ移籍した後も、活躍は続きます。 1976年公開の東映映画『やくざの墓場 くちなしの花』では『毎日映画コンクール』男優演技賞と『ブルーリボン』主演男優賞をダブルで受賞しました。 渡哲也さんはデビュー作品から、近年の2004年『レディ・ジョーカー』や2005年『男たちの大和』まで2019年6月現在、合計88本の映画に出演しています。 TVドラマでも活躍 TVドラマも、これまで77本もの作品に出演しています。 代表作は『西部警察』(テレビ朝日系)シリーズ。このドラマでは西部署捜査課を率いるリーダー・大門圭介を演じ、捜査を徹底的に行う男気のあるキャラクターが人気を博しました。 ほかには大河ドラマ『秀吉』(NHK)で織田信長役を演じています。 弟・渡瀬恒彦は72歳で旅立つ 渡哲也さんの弟、渡瀬恒彦(わたせつねひこ)さんは、2017年3月14日に多臓器不全によって72歳で亡くなりました。原因は多臓器不全でした。 渡瀬恒彦さんは映画『殺し屋人別帳』で役者としてデビュー。 その後『仁義なき戦い』シリーズなどの任侠映画や『十津川警部シリーズ』(TBS系)、『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)などのTVドラマに出演し、その特徴的な演技で多くのファンを獲得しました。 渡瀬恒彦さんは2015年の夏ごろに体調の異変で病院にて検査を行ったところ、胆のうがんが発見されます。抗がん剤や放射線の治療を受けながら仕事も行っていましたが、体調の悪化により入院するという生活が続きました。 闘病生活は1年半続きましたが、都内の病院にて家族に見守られながら亡くなりました。 渡哲也さんはこう、つらい胸の内を明かしています。 「当初よりステージⅣ、余命1年の告知を受けておりましたので、今日の日が来る覚悟はしておりましたものの、弟を失いました、この喪失感は何とも言葉になりません。幼少期より今日に到るまでの二人の生い立や、同じ俳優として過ごした日々が思い返されその情景が断ち切れず、辛さが募るばかりです 2017・3・16 渡哲也」 産経ニュース ーより引用 渡瀬恒彦さん、72歳で死去 「また良い役者さんが去ってしまった」と悲しみの声 渡哲也の闘病 渡哲也さんも、弟と同じく闘病生活を余儀なくされてしまいます。1991年に直腸がんであることを公表しました。手術は成功。身体に人工肛門を付けています。 しかし2015年、今度は心筋梗塞で倒れ、手術を行いました。 手術後は自宅で療養し、病院に定期的に通院し定期検診を受けています。筋肉が落ちるのを防ぐために自宅ではトレーニングマシンを用意し、エアロバイクやスクワット、ストレッチなどの運動が欠かせないのだとか。 体調のいい時、渡哲也さんは石原プロモーションを訪れ、社員や所属タレントと雑談をする時間もあるそうです。 渡哲也と吉永小百合の共演CM 渡哲也さんは吉永小百合さんと日本酒『上撰松竹梅』のCMで共演。闘病中にCMが撮影されました。 『上撰松竹梅』のCMは石原プロモーションの創業者の故・石原裕次郎さんから引き継いで、31年目の出演になります。 自宅療養中でリハビリに励んでいた渡哲也さんでしたが、思い入れのある『上撰松竹梅』の仕事ということもあり、出演のオファーを受けたそうです。 サンケイスポーツによると、渡哲也さんはCM出演にあたってこのようにコメントしています。 宝酒造さんからのご出演の依頼が励みとなり、まだ体調は万全ではありませんが、トレーニングをしながら過ごしております。 サンスポ ーより引用 渡哲也さんの体調を気遣い、撮影は2日間かけて行われました。撮影の2日目には石原プロモーションの後輩、舘ひろしさんが訪問。 CMで見せた渡哲也さんの熟練の演技は、圧巻のひと言です。和服姿でキリッと凛々しい顔を1年ぶりにファンに見せてくれました。 渡哲也の現在・これから 渡哲也さんは呼吸器系の持病、肺気腫やぜんそくと戦いながら自宅で療養を続けています。外出の際には酸素ボンベを持ち、酸素を吸入しながら過ごしているとのこと。 現在、石原プロモーションはスタッフ、俳優共に高齢化が進み、もっとも多い時には30名以上いた社員も現在は10名あまりです。渡哲也さんは相談取締役として、石原プロモーションを支え続けています。 2019年7月17日は石原裕次郎さんの三十三回忌。それに合わせて、石原裕次郎さんが渡哲也さんたちと一緒に歌ったプライベートな音源が販売されます。 山中湖の別荘で1982年、1983年に行われたカラオケ大会のもの。当時の渡哲也さんの歌声も聴くことができる、貴重な音源です。 渡哲也さんは2013年9月に放送されたドラマ『十津川警部シリーズ50 消えたタンカー』(TBS系)に出演して以来、俳優としての活動は休業中です。また姿を見せてくれるのを、ファンは心待ちにしています。 渡哲也 プロフィール 生年月日:1941年12月28日 出身地:兵庫県淡路島 血液型:B型 身長:180㎝ 所属事務所:石原プロモーション 日活より1965年に『あばれ騎士道』でデビュー。スター俳優として多くの任侠者の作品に出演し、主演として活躍した。その後、石原プロモーションへ移籍し、TVシリーズ『西部警察』に出演しさらに多くのファンを獲得している。歌手としても活躍しており、大ヒット曲に『くちなしの花』や『みちづれ』などがある。現在、石原プロモーションの相談取締役として経営陣に加わっている。 [文・構成/grape編集部] 出典 産経ニュース/サンスポ Share Post LINE はてな コメント
俳優の渡哲也(わたりてつや)さんは、任侠モノの映画や警察モノのドラマで見せる迫力のある演技や、歌手としての魅力的な歌声で、多くのファンをとりこにしています。
そんな渡哲也さんの来歴や、現在についての情報をご紹介します!
渡哲也の若いころは?
渡哲也の出演映画
渡哲也さんは1965年、日活映画『暴れ騎士道』で華々しい主演デビューを果たしました。
その演技が評価され、その年にもっとも活躍し、今後の活躍が期待される新人俳優に送られる『エランドール賞』の新人賞を受賞しています。
その後も日活の猛プッシュを受けて、若いころはアクションスターとして活躍しました。
映画『反逆の報酬』クランクイン 石原裕次郎と渡哲也(右) 1972年
1971年に日活から石原プロモーションへ移籍した後も、活躍は続きます。
1976年公開の東映映画『やくざの墓場 くちなしの花』では『毎日映画コンクール』男優演技賞と『ブルーリボン』主演男優賞をダブルで受賞しました。
渡哲也さんはデビュー作品から、近年の2004年『レディ・ジョーカー』や2005年『男たちの大和』まで2019年6月現在、合計88本の映画に出演しています。
TVドラマでも活躍
TVドラマも、これまで77本もの作品に出演しています。
代表作は『西部警察』(テレビ朝日系)シリーズ。このドラマでは西部署捜査課を率いるリーダー・大門圭介を演じ、捜査を徹底的に行う男気のあるキャラクターが人気を博しました。
ほかには大河ドラマ『秀吉』(NHK)で織田信長役を演じています。
弟・渡瀬恒彦は72歳で旅立つ
渡哲也さんの弟、渡瀬恒彦(わたせつねひこ)さんは、2017年3月14日に多臓器不全によって72歳で亡くなりました。原因は多臓器不全でした。
渡瀬恒彦さんは映画『殺し屋人別帳』で役者としてデビュー。
その後『仁義なき戦い』シリーズなどの任侠映画や『十津川警部シリーズ』(TBS系)、『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)などのTVドラマに出演し、その特徴的な演技で多くのファンを獲得しました。
渡瀬恒彦さんは2015年の夏ごろに体調の異変で病院にて検査を行ったところ、胆のうがんが発見されます。抗がん剤や放射線の治療を受けながら仕事も行っていましたが、体調の悪化により入院するという生活が続きました。
闘病生活は1年半続きましたが、都内の病院にて家族に見守られながら亡くなりました。
渡哲也さんはこう、つらい胸の内を明かしています。
渡瀬恒彦さん、72歳で死去 「また良い役者さんが去ってしまった」と悲しみの声
渡哲也の闘病
渡哲也さんも、弟と同じく闘病生活を余儀なくされてしまいます。1991年に直腸がんであることを公表しました。手術は成功。身体に人工肛門を付けています。
しかし2015年、今度は心筋梗塞で倒れ、手術を行いました。
手術後は自宅で療養し、病院に定期的に通院し定期検診を受けています。筋肉が落ちるのを防ぐために自宅ではトレーニングマシンを用意し、エアロバイクやスクワット、ストレッチなどの運動が欠かせないのだとか。
体調のいい時、渡哲也さんは石原プロモーションを訪れ、社員や所属タレントと雑談をする時間もあるそうです。
渡哲也と吉永小百合の共演CM
渡哲也さんは吉永小百合さんと日本酒『上撰松竹梅』のCMで共演。闘病中にCMが撮影されました。
『上撰松竹梅』のCMは石原プロモーションの創業者の故・石原裕次郎さんから引き継いで、31年目の出演になります。
自宅療養中でリハビリに励んでいた渡哲也さんでしたが、思い入れのある『上撰松竹梅』の仕事ということもあり、出演のオファーを受けたそうです。
サンケイスポーツによると、渡哲也さんはCM出演にあたってこのようにコメントしています。
渡哲也さんの体調を気遣い、撮影は2日間かけて行われました。撮影の2日目には石原プロモーションの後輩、舘ひろしさんが訪問。
CMで見せた渡哲也さんの熟練の演技は、圧巻のひと言です。和服姿でキリッと凛々しい顔を1年ぶりにファンに見せてくれました。
渡哲也の現在・これから
渡哲也さんは呼吸器系の持病、肺気腫やぜんそくと戦いながら自宅で療養を続けています。外出の際には酸素ボンベを持ち、酸素を吸入しながら過ごしているとのこと。
現在、石原プロモーションはスタッフ、俳優共に高齢化が進み、もっとも多い時には30名以上いた社員も現在は10名あまりです。渡哲也さんは相談取締役として、石原プロモーションを支え続けています。
2019年7月17日は石原裕次郎さんの三十三回忌。それに合わせて、石原裕次郎さんが渡哲也さんたちと一緒に歌ったプライベートな音源が販売されます。
山中湖の別荘で1982年、1983年に行われたカラオケ大会のもの。当時の渡哲也さんの歌声も聴くことができる、貴重な音源です。
渡哲也さんは2013年9月に放送されたドラマ『十津川警部シリーズ50 消えたタンカー』(TBS系)に出演して以来、俳優としての活動は休業中です。また姿を見せてくれるのを、ファンは心待ちにしています。
渡哲也 プロフィール
生年月日:1941年12月28日
出身地:兵庫県淡路島
血液型:B型
身長:180㎝
所属事務所:石原プロモーション
日活より1965年に『あばれ騎士道』でデビュー。スター俳優として多くの任侠者の作品に出演し、主演として活躍した。その後、石原プロモーションへ移籍し、TVシリーズ『西部警察』に出演しさらに多くのファンを獲得している。歌手としても活躍しており、大ヒット曲に『くちなしの花』や『みちづれ』などがある。現在、石原プロモーションの相談取締役として経営陣に加わっている。
[文・構成/grape編集部]