動物病院が警告 猫が『ソルトランプ』舐めて重体
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保護動物の未来が変わる? 話題の『推し活支援』サービスが…【独自取材】保護犬や保護猫を『推し活』で支援できる新サービス『しっぽの輪』が登場。飼えなくても、写真などを見て気になった動物を『推しの子』として応援できる仕組みや、開発者が立ち上げた背景を紹介します。

男性「悲鳴を上げた原因です」 猫の姿勢に「腰抜かす」「これは驚く」2025年12月7日、ネコランド(@NEKOLAND13)さんは、「妻が悲鳴を上げた原因」という不穏なコメントを添えて、1枚の写真を公開。 写真には、ネコランドさんの妻の後ろ姿と、驚かせた原因の存在が写っているといい…。






人間の赤ちゃん同様、犬や猫といったペットも、目に付いたものを口に含んでしまうことがあります。
体に無害なものであったり、すぐに吐き出させたりできればいいものの、中には命に関わる場合も。
だからこそ、ペットの身の回りの環境に気を配るのも飼い主のつとめです。
そのことがよく分かる、海外の動物病院が投稿した注意喚起が話題です。
ペットの容体が急変 原因は
猫のルビーの飼い主は、ある朝、愛猫の様子がおかしいことに気付きます。
しかし、ルビーが単に寒がっているだけかと思った飼い主は、暖かくさせてから外出。
帰宅すると、ルビーの体調はよくなるどころか悪化し、歩けないばかりか目も見えない状態になっていたのでした。
すぐさま動物病院へルビーを連れて行き検査したところ、血液中のナトリウムの濃度が異常に高くなっていることが判明。
ルビーは、重度の食塩中毒におちいっていたのです。
原因は、自宅に置いてあった『ソルトランプ』と呼ばれる照明器具。天然の岩塩の結晶から作られており、インテリア雑貨として販売されています。
このソルトランプを、ルビーは誤ってなめてしまったために、食塩中毒になってしまったものと思われます。
動物病院は、とFacebookを通して、ソルトランプがペットに与える危険性について警告。投稿はたちまち拡散され、驚きの声とともに、ルビーの体調を気遣う声が多く寄せられました。
・教えてくれてありがとう。自分の家にはソルトランプはないけれど、知人に知らせた。
・自室にソルトランプを置いていたこともあったけど、私の猫は大丈夫だった。
・ソルトランプにカゴをかぶせる必要があるね。
寄せられているコメントの中には、ソルトランプを置いているものの「ペットの体調に異変が現れたことはない」という声も。
単にペットがソルトランプを舐めていなかっただけか、舐めても問題がなかっただけかは分かりません。
しかし、ソルトランプを置いている家庭は万が一に備え、猫の手が届かないところに移動させるなど、何らかの対処をしたほうがいいことでしょう。
私たち人間が十分すぎるほど注意していても、最悪な事態は起こりかねない…そう思わされる出来事です。
[文・構成/grape編集部]