写真の中の犬や猫の『共通点』とは? 写真展に込められた思いにハッとする
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
写真の中で、愛らしい姿を見せる犬や猫たち。彼らには、ある『共通点』があります。
それは、『殺処分を逃れた犬や猫たち』ということ。
「家の事情で飼えなくなった」「世話をするのが負担になった」…そんな人間の身勝手な理由から、捨てられてしまう犬や猫は後を絶ちません。
また、劣悪な繁殖場といった過酷な環境で一生を終える動物も…。
そんな、本当なら殺されていたかもしれない小さな命が救われ、共に生きることの大切さを多くの人に知ってもらうための写真展が、2019年10月17~19日の3日間、『大阪本町ガーデンシティ』で開催されます。
展示されている写真の被写体は、行政、動物愛護団体や個人ボランティアから譲渡されたり、町で保護されたりした犬や猫たち。
写真展の主催者は、今回の作品を通して「次に犬や猫を飼おうと思ったときに『買わずに飼う』という選択」を見る人に持ってもらいたいといいます。
写真にはそれぞれ、被写体の動物たちがたどってきた道のりも掲載されており、それを読むと「どんな命も大切にされるべき」という思いが強くなることでしょう。
また、写真の展示だけでなく、カレンダーやチャリティーグッズも販売予定。収益金はすべてどうぶつ基金の殺処分ゼロのための活動に使われます。
この写真展を通して、命の大切さや動物たちが置かれている現状に目を向けてみませんか。
なお、今回の写真展を主催する『公益財団法人どうぶつ基金』では、寄付を募っています。集まった寄付金は、猫の去勢手術や避妊手術、犬や猫の援助に使われるとのことです。
公益財団法人どうぶつ基金
[文・構成/grape編集部]