警察官のボディカメラを抜き打ちチェックしたら 映っていた映像に心が温まる
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
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アメリカの警察官は勤務中にボディカメラを装着しています。
ジョージア州のグイネット郡警察で、警察官のボディカメラの映像の抜き打ちチェックが行われました。
そしてこの映像によって、ある警察官の知られざる行動が明らかになったのです。
市民をパトカーで家まで送った警察官たちは
真冬の夜にパトロールをしていたニック・ボニー巡査部長とジミー・ウィルソン巡査。
ボニー巡査部長は、風船と花束を持って道路に立っている女性に気付いて声をかけます。
ボニー巡査部長「こんばんは。どこに行かれるんですか?」
女性「家です」
ボニー巡査部長「お家まで送りましょうか?」
女性「ぜひお願いします」
こうしてパトカーで家まで送ってもらえることになった女性は、「今日は娘の1歳の誕生日なのでケーキを買いたいんです」といいました。
するとボニー巡査部長はウィルソン巡査を呼び、自分のクレジットカードを渡してこう頼んだのです。
ボニー巡査部長「彼女のバースデーケーキを買ってきてほしいんだ。数字の『1』のろうそくも一緒に頼む」
その後、女性の家に到着し、女性から「娘に会って行きますか?」と聞かれたボニー巡査部長たちは「実はちょっとしたサプライズがあるんです」といい、彼女にケーキを渡します。
そして家の中に入ると…。
グイネット郡警察がこの映像を公開すると、多くの称賛コメントが寄せられました。
・彼らのような警察官がもっと必要だ!
・これ!これこそが世界中が見たいと思っているニュースだな。
・抜き打ちチェックで判明したところが、より素晴らしいよね。
寒空の下に立っていた女性を家まで送ってあげただけでなく、サプライズで娘のバースデーケーキを買い、さらに一緒にバースデーソングを歌ってお祝いしてあげたボニー巡査部長とウィルソン巡査。
きっと2人の警察官たちは普段からこのような親切な行いをしているのでしょう。
アメリカではここ数年、警察官による市民への暴力と思われる映像などが拡散され、警察への非難の声があがっています。
しかし実際は多くの人が見ていないところで、心優しい警察官たちに助けられている人もたくさんいるのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]