新潟県の『変わったバス停』に3万人が驚愕! 「すごすぎる」「かっけえ!」
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飼い主「猫は液体だから…」 アイディア作品に「かわいすぎる」「天才」漆と漫画の分野で活動している、堀道広さん。欠けた食器に金継ぎではなく『猫継ぎ』をしたと、Xに写真を投稿しました。

「センスの塊」「思わず声が出た」 花札をモチーフにして…「これはスゲェ!」江戸時代中期頃から伝わる日本の伝統工芸の、つまみ細工。小さく切った布をつまんだり、折りたたんだりして、四季折々の花鳥風月を形作る技術です。つまみ細工作家の蒼菊(@aogiku_tsumami)さんは、Xに写真を投稿。5万件以上の『いいね』を集めるほどの、大きな反響を呼んでいます!
新潟県阿賀野市の市営バスに、とてもユニークな待合所のあるバス停があると、Twitterで話題となっています。
そのバス停の名前は、『庵地小路(あんちこうじ)丸三安田瓦(まるみやすだかわら)工業前』。
なんでも、江戸時代から続く技術を駆使して建てられたバス待合所なのだそうです。
その、伝統技術が詰め込まれたバス待合所がこちらです。
よく見てみると、驚くことにすべて瓦でできています!
このバス待合所を建てたのは、バス停の名前にもなっている、丸三安田瓦工業株式会社です。
この会社では、江戸時代末期から続く、伝統ある『安田瓦』を製造しているそうですよ。
会社の前にバス停ができたので、バス待合所を作ったそうですが…なかなかの重厚感ですね。震度7の揺れにも耐えうる耐震性というのですから、驚きです。
この瓦の待合所ができたことをきっかけに、その周辺は『やすだ瓦ロード』として整備され、今では『安田瓦』をアートとして感じられる観光名所になっているそうです。
このバス待合所を建てた丸三安田瓦工業株式会社では、屋根用の『安田瓦』の製造はもちろんのこと、そのほかにも、ユニークな商品を製造しています。
このおしゃれなお皿も『安田瓦』で作られているそうですよ。
このほかにも、コップや平皿など、さまざまな形の食器も製造しています。
残念ながら、屋根材としての需要が減っている『安田瓦』を「なんとかして後世に残したい」という想いから、このような食器の製造もしているそうです。
伝統工芸を続けていくための素敵な取り組みですね。
2020年6月には『瓦ロードフェスティバル』というイベントも開催予定です。
『安田瓦』について興味を持った人は、ぜひ『瓦ロードフェスティバル』を訪れてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]