270年の伝統工芸『真多呂人形』が作った 初音ミク雛の完成度が独特すぎた
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飼い主「猫は液体だから…」 アイディア作品に「かわいすぎる」「天才」漆と漫画の分野で活動している、堀道広さん。欠けた食器に金継ぎではなく『猫継ぎ』をしたと、Xに写真を投稿しました。

「センスの塊」「思わず声が出た」 花札をモチーフにして…「これはスゲェ!」江戸時代中期頃から伝わる日本の伝統工芸の、つまみ細工。小さく切った布をつまんだり、折りたたんだりして、四季折々の花鳥風月を形作る技術です。つまみ細工作家の蒼菊(@aogiku_tsumami)さんは、Xに写真を投稿。5万件以上の『いいね』を集めるほどの、大きな反響を呼んでいます!
- 出典
- PR TIMES






3月の雛(ひな)祭りに欠かせない雛人形が、ボーカロイドキャラクターの『初音ミク』とコラボ。
なんとも不思議な『初音ミク雛』が誕生しました。
270年の伝統を持つ木目込み人形の名家が挑戦
『初音ミク雛』を作ったのは、270年受け継がれてきた伝統工芸品である、木目込み人形を制作する真多呂人形。
上賀茂神社から認定を受けた、木目込み人形の唯一の正統伝統者でもあります。
木目込み人形とは、桐の粉を固めた胴体に溝を彫り、そこに布の端を押し込んで衣装を表現する伝統的な技法で作られた人形です。江戸時代から続くこの技術を守り続けてきた真多呂人形が、現代のポップカルチャーを代表するキャラクターに向き合った今回のコラボは、異色の組み合わせとして注目を集めました。
熟練の職人たちが試行錯誤を重ね、伝統工芸とポップカルチャーを融合させた、独創性あふれる『初音ミク雛』が…こちらです!
初音ミクの特徴を伝統の技で再現
顔が…思った以上に日本人形のよう…。
初音ミクのトレードマークである水色のツインテールは、伝統的な人形の髪型として丁寧に再現されています。衣装も淡いグリーンと黒を基調とした初音ミクらしい色使いで仕上げられており、後ろ姿を見ると「確かにミクだ」と感じられる仕上がりだそうです。
当初、頭部はフィギュアで作るという案もあったそうですが、伝統的な木目込み人形ですべてを表現したそうです。
あえてすべてを木目込み人形の技法で統一したことで、正面から見ると穏やかな日本人形の表情が広がります。初音ミクのアニメ的なキャラクターデザインと、伝統工芸ならではの柔らかな造形が混ざり合った、独特の雰囲気が生まれています。
なんともいえない表情に、ネット上ではこのようなコメントが上がっていました。
・ほかのお雛様よりは現代に近づいてるんだけど…これじゃない感がすごい。
・後ろ姿は「お、初音ミクだ!」と分かるけど、振り向くと「あっ…」という感じになる。
・かなりシュールな姿。絶妙に笑えてくる。
正面と後ろ姿のギャップがこの作品最大の見どころとも言えます。伝統の技と現代キャラクターが真剣にぶつかり合った結果として生まれた、唯一無二の表情です。
ちなみに『初音ミク雛』は非売品で展示用とのこと。
2018年3月9日まで『真多呂人形会館』に展示されているので、興味のある人はぜひ見に行ってみてください。
初音ミク雛の展示
期間:2018年3月9日まで
場所:真多呂人形会館
住所:東京都台東区上野 5-15-13
[文・構成/grape編集部]