水のように透き通った珍しいうちわ 伝統を感じる『水うちわ』が美しい
公開: 更新:

出典:家田紙工 株式会社

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。

写真の『左側』にしか目がいかない! 猫の1枚に「声出して笑った」薔薇子さんが、愛猫のめかぶくんを撮ろうとして写り込んだ、愛犬のせせりちゃんについて「様子のおかしい低級悪魔が写り込んでいた」とコメントしました。
半透明の面(おもて)が美しい『水うちわ』は、120年前に誕生した岐阜の伝統工芸品です。
見た目が透けていることや、昔は水につけて気化熱で涼むという方法で涼をとったことから、「水うちわ」と呼ばれているそうです。
また、透明な水のような見た目からその名がついたという説もあります。
熟練の伝統技術がつめこまれた作品
実は、作り手の減少により一時生産が途絶えてしまったことがある『水うちわ』。しかしその後、地域の若者とうちわ職人さんたちの手により見事復活を遂げました。
今でも伝統的な技術を継承して、手間暇かけてつくられています。
伝統工芸士の手によって漉かれた和紙に…
一つひとつ手作業で模様をすりこんでいきます。
竹で出来た骨に和紙を貼り付けた後は、もう一手間。水うちわ最大の特徴でもある透明感を出すための作業を行います。
天然のニスを塗ることにより、つるりとした透明感と、水に濡れても破れない強さが出るのです。
近くで見ると、和紙とは思えない透明感なのがわかります。
涼やかな見た目に魅了される
手間暇かけてつくられた水うちわは、一般的なうちわにくらべてお値段も7000円〜とお高めです。しかし、デザイン性のある豊富な種類に、いくつも集めてコレクションしたくなります。
出典:家田紙工
出典:家田紙工
出典:家田紙工
出典:家田紙工
出典:家田紙工
なお、今回写真をご提供いただいた家田紙工さんの水うちわは、小売店舗・オンラインショップ等から購入できます。
日本の和の心を感じられる水うちわで、涼を演出してみてはいかがですか?
家田紙工 株式会社