政治的発言で叩かれた小泉今日子 声を上げた『理由』に考えさせられる
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grape [グレイプ] entertainment
2020年5月15日、Twitterで『#検察庁法改正案の強行採決に反対します』というハッシュタグがトレンド1位になりました。
検察官の定年を引き上げる検察庁法改正案に対し、「安倍晋三首相と関係が強い、黒川弘務東京高検検事長の定年延長のためではないか」と疑う声がネット上で相次いだのです。
法務省は黒川氏の勤務延長との関係性を否定した上で、「検察権行使に圧力を加えるものではなく、三権分立に反しない」とコメント。
また、安倍首相は同月14日の記者会見で「従来と変わりなく、恣意(しい)的な人事が行われることはまったくないと断言したい」と述べています。
小泉今日子の『政治的発言をした理由』に反響
同月16日に放送された情報番組『報道特集』(TBS系)では、今回の騒動について特集。
自身が代表取締役を務める株式会社明後日のアカウントで、タレントの小泉今日子さんが政治的発言をした件が取り上げられました。
今回の件について小泉さんは、番組に対しこのように思いを明かしました。
Twitterで何度も同ハッシュタグを使って検察庁法改正案に疑問を投げかけ、「読んで、見て、考えた。その上で今日もつぶやかずにはいられない」とつづった小泉さん。
日本では著名人が政治の話をすることをタブー視する風潮がある中、ほかにも多くの著名人が同ハッシュタグで政治的発言をしていました。
現状を「選挙には行っても政治に無関心だった自分たちが作ったもの」と受け止めている小泉さんのコメントに、多くの人が考えさせられたようです。
・自分もまさに「選挙に行くけど関心を後回しにしていた」大人の1人。心に刺さりました。
・確かに日本には「政治を語ってはいけない」という風潮がある気がする。
・賛であれ否であれ、国民一人ひとりが政治に興味を持って自分の意見を持つことが大切ですね。
今回の件だけでなく、世界中で感染拡大している新型コロナウイルス感染症によって生活にいろいろな変化が起こり、多くの人が政治に関心を持つようになったようです。
政治はすべての国民の生活に関係しています。自分の人生のためにも、知り、考え、発信することが大切ではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]