助けてくれてありがとう 脳卒中で倒れた飼い主を救ったチワワに称賛の嵐
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「いいこと思い付いたぞ」 柴犬の表情に「吹いた」「完全に漫画」【愛犬との散歩4選】犬との散歩には、思いがけない表情や仕草が隠れています。柴犬のユーモラスな顔や道端で眠る姿、風に立ち向かう瞬間など、飼い主さんとの時間が特別に感じられるエピソードです。

「着ぐるみ姿の人間?」 おやつをせがむ柴犬、人かと錯覚する1枚が…飼い主さんにおやつをせがむため、服を着たまま身を起こす柴犬の姿が、Xで「完全に人じゃん」などと反響を呼びました。飼い主(@tokitan1011)さんの投稿を紹介します。
86歳の退役軍人のルディ・アームストロングさんはアメリカ・ノースカロライナ州でチワワの雑種『ブブ』と一緒に暮らしています。
ある朝、ルディさんが港に停泊するハウスボート(生活用の船)でコーヒーを飲んでいると、突然気分が悪くなったのだそう。
海外メディア『WCTI』によると、気付いた時には彼は手足を動かすことができなかったといいます。
その時ルディさんは脳卒中を起こしていたのです。
電話を手に取ることができず、自力で助けを呼ぶことができない彼は、ブブの目を見てこういいました。
「ブブ、私は助けが必要だ。キムを呼んで来ておくれ」
キムさんは港の管理人で、普段からルディさんはブブを連れてよくキムさんに会いに行っているのだそう。
その言葉を聞いたブブはボートを飛び出してキムさんのところへダッシュします。
ブブの様子がいつもと違うことに気付いたキムさんはブブの後をついて行きます。そしてボートの中で倒れているルディさんを発見し、すぐに救急車を呼びました。
こうしてルディさんは病院に搬送され、一命を取り留めたのです。
命を救ってくれた愛犬と感動の再会
入院から5日後、ルディさんは命の恩人であるブブと再会することができました。
その感動の瞬間がこちらです。
ルディさんは5日ぶりにブブに会えたことが嬉しくて涙があふれたといいます。
病院のFacebookに投稿されたこの話は多くの人を感動させ、ルディさんの回復を祈る声とブブへの称賛のコメントがあふれています。
ペットは人間の言葉を話しません。しかしペットは私たちが思うよりずっと賢くて、飼い主のことをよく分かっているのでしょう。
ルディさんは順調に回復しているそうです。1日も早く全快して、またブブと一緒に暮らせる日が戻ってくるといいですね。
[文・構成/grape編集部]