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番組で泣き出した『阿佐ヶ谷姉妹』 アンガ田中の発言に「鋭い」「心に刺さった」

By - grape編集部  公開:  更新:

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2020年9月19日に放送されたバラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京)に、お笑いコンビの『阿佐ヶ谷姉妹』が出演。

お笑いコンビ『アンガールズ』の田中卓志さんがMCを務めるコーナー『アンガールズ田中の「勝手にお悩み先生」』でのやり取りに、反響が上がっています。

「これ以上売れていいのか」という悩みに、田中は…

本人がまだ気付いていないであろうゲストの悩み相談を田中さんが推察し、解決するという同コーナー。

田中さんは、『阿佐ヶ谷姉妹』の2人が抱く悩みとして「これ以上売れていいのかという葛藤があるのではないか?」と指摘しました。

レギュラー番組が増えてね、周りの環境も変わりました。今まで以上にスタッフさんからシビアな目で評価されたりね。

目に見える結果とか、視聴率とか話題性とかが求められてきたりね。

自分たちのペースでやりたいお笑いを追求してきた2人が、少し戸惑い始めているんじゃないか。

ゴッドタン ーより引用

田中さんの発言に対し、『阿佐ヶ谷姉妹』の木村美穂さんは、こんな心境を告白します。

『ヒルナンデス!』とか初のレギュラーで、ロケとかも行かせていただくんですけど、やっぱりちょっと「面白くできないな」と思っちゃって。それでへこんじゃったりとか。

ゴッドタン ーより引用

木村さんは、テレビ番組やラジオ番組などで、周囲の出演者と上手に話を合わせるのが難しかったり、自分が持っている以上のスキルを要求されたりすることで、悩みが増えたそうです。

そんな2人に対し、田中さんは次のようなアドバイスを送りました。

売れ始めてしまった以上、2人は終わりのないマラソンをスタートしてしまっているんですよ。

芸能界っていうのは終わりがないマラソンなんですよ。これからずっとしんどいことは続くし、これはもう逃げられない。

でも2人に伝えなきゃいけないのは、『阿佐ヶ谷姉妹』は長い長いレースの中で、やっと先頭集団が見えてきたりしません?

ゴッドタン ーより引用

「環境が変わったからこそ前を走る同業者の背中が見えてきたはず」という田中さんの指摘に、『阿佐ヶ谷姉妹』の渡辺江里子さんは「目の前に著名な芸能人の方がいると、すごい場所にいさせてもらっていると感じる」と、涙声でうなずきます。

そして、その状況について「嬉しいけれど怖さもある」と、不安な思いを吐露しました。

感極まって泣いてしまった渡辺さんに対し、田中さんは…。

『阿佐ヶ谷姉妹』は過酷なマラソンに向いているんです。『ザ・おばさん』のキャラが、お茶の間と非常にフィットするんですよ。

おばさんがおばさんっぽいことをするだけで、もう笑いを取っているじゃないですか。そういう芸人の実力を持ったおばさんって、ずっとテレビに出るんですよ。

お茶の間の人が思っていることを代弁してくれたり。俺はもう、将来的には朝の帯番組、全然見えますよ。

ゴッドタン ーより引用

田中さんの言葉に、渡辺さんは「ありがとうございます」と声を震わせて号泣。田中さんは「ありのままのスタイルを続けるだけでいい」とエールを送りました。

番組の視聴者からは、さまざまなコメントが寄せられています。

・田中さんの指摘が鋭い。確かに朝の番組をしている『阿佐ヶ谷姉妹』を見てみたい。

・もらい泣きしてしまった。田中さんのいうように、『阿佐ヶ谷姉妹』はありのままがいいと思う。

・周囲の評価に限らず「自分の実力以上だ」と感じていることを任されたら、不安になるよね。田中さんのアドバイスが心に刺さった。

社会人として、周囲の期待を一身に背負ったり、新しい仕事を任されたりするのは誇らしい反面、プレッシャーに悩むことも…。

表面上は分からなくても「自分にできるだろうか」と不安を抱えながら精一杯取り組んでいる人も多いでしょう。

ですが、仕事を任せた相手は、普段の働きぶりを見た上で評価しているはずです。

プレッシャーに押しつぶされそうな時は「ありのままでいいんだ」と、自分にいい聞かせるとよさそうですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ゴッドタン

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