「なんで顔が写ってないの?」 子供の指摘に、父親が反省した理由とは
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「多分、5歳と勘違いしてる」 実家の光景に「父親が用意してるの想像したら、かわいい」2025年9月現在、Xでは「親や親戚がいつまでも子供扱いしてくる」というエピソードを投稿することが、ブームになっています。同月、声優の𠮷田早南(@sarnaaan23)さんも、自身が親から「子供扱いされた」エピソードを公開し、注目を集めました。

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子供の成長は早いもの。どんなささいな出来事でも、親にとっては大切な一瞬であり宝物です。
だからこそ、子供の写真や映像をたくさん記録しているという親は多いことでしょう。
しかし、なんのために撮影しているのか…本来の目的を忘れてしまっていませんか。
「批判も受け入れる覚悟で自戒の念も込めて描きました」というコメントともに、吉本ユータヌキ(@horahareta13)さんが公開した漫画をご紹介します。
『子どもの写真、なんのため?』
顔が分かる写真や、個人が特定できる情報をネット上で公開するのは危険なことです。
吉本さんは、子供の安全を守るため、あえて顔が写らないように写真を撮影していたのでしょう。
しかし、吉本さんは気付いたのでした…子供の記録としてではなく、SNSで公開することが撮影の目的になっていたことに。
子供のひと言で、大事なことを忘れていた自分自身に気付いたという吉本さんは、「これを読んでハッとした人がいたら、これから一緒に気を付けましょうね」とも呼びかけています。
【ネットの声】
・写真を撮る目的のメインが、子供よりもSNSっていう印象。
・我が子を撮る理由なんて、成長を残すためでいいのに、いつのまにか目的がSNSになってるのって、今の時代は結構ありがちなのかも。
・まったく気が付かない視点でした、ありがとうございます。
いつか子供が成長して大人になった時、一緒に見返して話に花が咲くような写真を撮りたいもの。
子供の写真を撮ることの本来の目的や意味は、そこなのではないでしょうか。
しかし、SNSが主流の現代、写真を撮る意味があいまいになりつつあるとも感じます。
吉本さんの漫画によって、大事なことに気付かされた人は多いはずです。
[文・構成/grape編集部]