「なんで顔が写ってないの?」 子供の指摘に、父親が反省した理由とは
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「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。

家主「洗濯物にセミが飛んできた」 羽を広げていたのは?「ドキッとした」「泣いちゃう」「洗濯物にセミが飛んできた」というコメントを添えて、Xに2枚の写真を公開したのは、@mekireopa2525さん。 ある日、干してある洗濯物に、『セミ』が飛んできたそうです。
子供の成長は早いもの。どんなささいな出来事でも、親にとっては大切な一瞬であり宝物です。
だからこそ、子供の写真や映像をたくさん記録しているという親は多いことでしょう。
しかし、なんのために撮影しているのか…本来の目的を忘れてしまっていませんか。
「批判も受け入れる覚悟で自戒の念も込めて描きました」というコメントともに、吉本ユータヌキ(@horahareta13)さんが公開した漫画をご紹介します。
『子どもの写真、なんのため?』
顔が分かる写真や、個人が特定できる情報をネット上で公開するのは危険なことです。
吉本さんは、子供の安全を守るため、あえて顔が写らないように写真を撮影していたのでしょう。
しかし、吉本さんは気付いたのでした…子供の記録としてではなく、SNSで公開することが撮影の目的になっていたことに。
子供のひと言で、大事なことを忘れていた自分自身に気付いたという吉本さんは、「これを読んでハッとした人がいたら、これから一緒に気を付けましょうね」とも呼びかけています。
【ネットの声】
・写真を撮る目的のメインが、子供よりもSNSっていう印象。
・我が子を撮る理由なんて、成長を残すためでいいのに、いつのまにか目的がSNSになってるのって、今の時代は結構ありがちなのかも。
・まったく気が付かない視点でした、ありがとうございます。
いつか子供が成長して大人になった時、一緒に見返して話に花が咲くような写真を撮りたいもの。
子供の写真を撮ることの本来の目的や意味は、そこなのではないでしょうか。
しかし、SNSが主流の現代、写真を撮る意味があいまいになりつつあるとも感じます。
吉本さんの漫画によって、大事なことに気付かされた人は多いはずです。
[文・構成/grape編集部]