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「涙が流れた」「考えさせられる」 3.11で獣医師が経験したことに反響

By - grape編集部  公開:  更新:

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「ペットを飼うことは人間の余裕があってこそのぜいたく。人間の明日すら定かではないのに、この仕事を安穏と続けていること自体が申し訳ない」

そんな風に、自分の無力さを感じていた投稿者さん。

ある日、投稿者さんが大きな避難所に動物の薬とフードを持って行くと、車の中や廊下に動物がいたのです。

その光景を見て「家族や人生をえぐり取られて、せめて動物くらいそばにいてもいいじゃないか」とこれまでの考えが一新されたといいます。

投稿者さんは「可能の範囲を決めて諦める判断もする。しかし、それが最後の別れになる覚悟が必要」と訴えました。

自分の命を救うためにも、動物の避難準備を整えておくことは必要でしょう。

【ネットの声】

・読んでいて悲しくなりました。動物を飼っているものとして考えさせられます。

・涙が流れました。私は災害が多い日本だからこそ、いまだにペットを飼う決断ができていません。

・本当に大事なこと。これから動物を飼う人や、すでに飼っている人にも読んでもらいたい。

・何が正しいのか分からなくなってきた。避難所には動物アレルギーの人もいるだろうし…。難しい。

環境省によると、東日本大震災で亡くなった犬は、少なくとも青森県で31頭、岩手県で602頭、福島県では約2500頭だったといいます。

犬は、狂犬病予防法に基づく登録が義務付けられていたために、おおよその数が分かりましたが、猫やほかのペットは不明のため、具体的な数字は出ていません。

きっと、多くのペットたちが亡くなったと考えられます。

まずは人命が第一ですが、避難をする時にペットたちをどうするのか、改めて考えておく必要があるでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
@4RewJJOmWiLzR7L環境省

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