リポーターのお手柄! 盗まれた犬のリポート中、目の前を散歩していたのは?
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アメリカのマサチューセッツ州で、駐車していた車の中から犬が連れ去られる事件が起こりました。
盗まれたのは、1歳のジャーマン・ショートヘアード・ポインターのタイタス。
警察によると、近くの防犯カメラに不審な男がタイタスを連れ去る様子がはっきりと映っていました。
盗まれた犬のリポート現場に現れたのは?
警察が事件について公表した後、地元のテレビ局『WHDH』のリポーターであるジュリアナ・マッツァさんは、カメラマンと一緒にタイタスが盗まれた現場近くから中継をしていました。
すると彼女たちのすぐそばを、犬を散歩している男性が通りかかります。
その犬がタイタスにそっくりだったため、ジュリアナさんはすかさず男性に声をかけ、カメラマンに「カメラを回して」と手振りで伝えました。
彼女は男性に警戒させないように「犬をなでてもいいですか?」といい、しゃがんでタイタスのドッグタグを確認。
そこには『タイタス』という名前と、飼い主の電話番号が記されていました。
犬がタイタスだと確信したジュリアナさんが男性に犬について質問を始めると、男性は困惑しながら、自分はドッグウォーカーで「盗んだのではなく、間違えて連れてきてしまった」と答えます。
彼女が「ドッグタグに飼い主の電話番号がありますけど、警察にも飼い主にも連絡しなかったのですか?」と聞くと、男性は「電話しようとしたけど電話が壊れて…」と言い訳を始めます。
ジュリアナさんはその場で警察に電話をし、「タイタスを見つけました。『うっかりして』犬を連れ去ってしまったという男性がここにいます」と通報すると、2分後に警察が到着。
タイタスを盗んだ男は、窃盗などの疑いであっさりと逮捕されました。
24時間ぶりにタイタスと再会した飼い主のグレッグさんは「容疑者が戻って来てよかった。そしてあなたたちがここにいてくれてよかった」とジュリアナさんたちに感謝を伝えました。
ジュリアナさんも、タイタスが無事にグレッグさんのもとに帰れたことに大喜び。
警察の迅速な対応に感謝しつつ、自分たちが犬を見つけて、容疑者逮捕に協力できたことに驚きを隠せなかったそうです。
盗まれた犬のリポートをしていたら、目の前をその犬が現れるなんて、なかなか起きることではありません。
さらに容疑者を逃がすことなく、犬も無事に保護できたのは、ジュリアナさんが機転を利かせたおかげでしょう。
ジュリアナさんのお手柄に大きな拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]