food

トウモロコシは水からゆでる?それともお湯から? 「スイートコーンの名産地」に聞いた!

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

トウモロコシの画像

※写真はイメージ

デジタル・コンテンツ・パブリッシング

株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング(dcp)は、幅広いコンテンツ制作を一貫して手がける編集プロダクション。 『マイナビウーマン』『くるまのニュース』など大手専門メディアでの執筆・編集協力実績を多数持っている。 ウェブメディア『grape』では、ライフハックやフードの疑問について、企業や専門家など「その道のプロ」に取材。トレンドを多角的に分析し、読者の「知りたい」に応えるコンテンツ制作を信条としている。 …続きを読む

トウモロコシのおいしい季節になりました。スーパーマーケットなどでも旬のものを見かけるでしょう。

では、トウモロコシは水から、それともお湯からゆでたほうがいいのでしょうか。

日本でも有数のスイートコーンの名産地である、北海道河西郡芽室町の『JAめむろ』に取材し、常務理事の道場琢也さんから回答をいただきました。

トウモロコシのゆで方

道場常務に「トウモロコシは水からゆでるのか、それともお湯からゆでるのがいいのか」と聞いたところ、以下の回答がありました。

一般的には『水からゆでる』がおすすめの人が多いようですが、個人の好みでよいのではないでしょうか。

次に、水からゆでるメリットとゆで方の目安を挙げていただきました。

水からゆでるメリット

1.甘みが逃げにくい

トウモロコシの糖分は加熱とともに流れ出やすいため、水からゆっくり温度を上げることで甘み保持につながる。

2.粒の食感がふっくらする

急激な加熱を避けられ、皮がしわになりにくい。

3.ゆでムラが少ない

芯まで均一に火が通りやすくなる。

ゆで方の目安

1.皮とヒゲを取り除く。

2.鍋にトウモロコシがかぶる量の水+塩少々。

3.火にかけて沸騰。

4.沸騰後『3~5分』で火止め。

5.すぐ取り出す(放置すると甘みが抜ける)。

トウモロコシの写真

※写真はイメージ

一方、お湯からゆでるメリットもあります。注意点と併せて、道場常務に挙げていただきました。

お湯からゆでるメリット

1.調理時間が短い

すでに沸騰しているため、加熱時間を短縮でき、大量調理や忙しい時に向いている。長くゆでると甘みが抜けやすい。

2.食感がシャキッと仕上がる

表面がすぐに加熱されるので、粒の皮が締まり、パリッとした歯ごたえになりやすい。サラダやつけ合わせ向き。

3.皮・ヒゲつきでゆでると水っぽくなりにくい

皮つきのままお湯に入れると、甘みの流出をある程度防げる。BBQやイベント調理でよく使われる方法。

4.加熱ムラが出にくい

サイズが揃っていれば、短時間で均一に火が通る。

注意点(デメリット)

・甘みがやや流れ出やすい。

・長くゆでると風味が落ちやすい(3分前後で引き上げるのがポイント)。

『水からゆでる』とすすめるレシピが多いようですが、お湯からゆでるメリットもあるのですね。

ただし、お湯からゆでると甘みが流れやすいなどのデメリットもあるので、『ゆですぎない』のが大事だそうです。

甘み重視なら『水から』、食感・時短重視なら『お湯から』

道場常務からは、以下のようにアドバイスをいただきました。

甘み重視の場合は『水から』、シャキッとした食感と時短重視の場合は『お湯から』がよいようです。

一般的には、甘み重視で『水から』を推す派が多いようです。低温保管・輸送しているとはいえ、収穫後時間が経っているので、多少甘みが低下しているからかもしれません。とはいえ、産地としては十分問題ないレベルだと思います。

実は産地では、トウモロコシは甘くて当たり前のため、「甘み重視」という考えがあまりありません。基本朝取りなので、甘さの心配がない、多少甘さが逃げてもまったく問題にならないレベルのためです。

ゆで方については、以下のようなアドバイスをいただきました。

鍋を火にかけ、お湯が沸くまでに『とうきび』(産地での一般的な呼び方)の皮を剥き、沸いたら『とうきび』を入れるのが一般的なようです。これが一番時間がかかりません。

各地で行われるトウモロコシの『釜茹でイベント』では、お湯からだと大量にゆでることができますが、水からだと時間がかかりすぎてイベントになりません。イベントの場合、ゆでた後はすぐに氷水でしめて、粒にシワができないようにしています。

トウモロコシのゆで方については、産地と消費地では答えが異なるかもしれません。

提案ですが、一度食べ比べを子供たちとやってみませんか(家庭でもよいですが、できれば子供たちが多く集まっている時にでも)。

子供たちの味覚はまた別ですから、「おいしい」と言われた方法でたくさん食べてください。

また、調理法は電子レンジがよいという人もいますので、いろいろな方法でトウモロコシで楽しんでみてはいかがですか。

「産地ではトウモロコシは甘くて当然」というのはうらやましい話ですね。

甘みを重視するなら『水から』、シャキッと食感・時短重視なら『お湯から』とのこと。『JAめむろ』のアドバイスを参考に、お好みに合わせて試してみてはいかがでしょうか。


[文・取材/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

Googleで優先するメディアとして追加 grapeにチェックを入れて、おすすめ記事を読む!
『ウインナー入りカップ焼きそば』を作る写真(撮影:キジカク

ウインナーをゆでるのが面倒な時は? 意外なアイディアに「パンチがあってうまい!」カップ焼きそばにウインナーを入れるだけの簡単アレンジレシピをご紹介。時短&満足感アップの食べ方で夜食にもぴったり!

完成したつまみの家の写真

6時間かけて作った『食べられる家』 酒飲み歓喜な大作に「すごすぎて爆笑」「天才の発想」「お菓子より断然こっち!」人形作家が友人と考えた『おつまみの家』が25万いいね。竹串や爪楊枝を駆使して6時間かけて作り上げたという、夢のようなハウスについて話を聞きました。

協力
『JAめむろ』

Share Post LINE はてな コメント

page
top