製氷皿に入れてはいけないものは? 『NGな使い方』を生活用品メーカーに聞いた!
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- 協力
- パール金属株式会社






夏になると氷の消費量が増えます。アイスコーヒーや炭酸飲料などの飲料だけではなく、かき氷やそうめんなどでも氷が使われますね。
最近では冷蔵庫に自動製氷機能がついていることが多いですが、製氷器はメンテナンスが面倒なことも…。
製氷皿(アイストレー)に水を入れて冷凍室に入れておけば、手軽に多くの氷を作れます。
氷作りで活躍する製氷皿ですが、どのようにメンテナンスすればいいのでしょうか。
製氷皿も手掛ける生活用品メーカー、パール金属株式会社(以下、パール金属)に取材しました。
製氷皿は氷を作るからこそ、こまめに手入れを!
パール金属に『製氷皿の普段の掃除の仕方・メンテナンス方法』について聞いたところ、以下の回答がありました。
ポリプロピレン製の製氷皿は軽くて扱いやすい一方、素材の特性上、ニオイ移り・変色・ぬめりが起きやすいアイテムです。
氷は毎日、口にするものだからこそ、こまめなお手入れが大切なのです。
普段のお手入れ方法について、パール金属からは以下のアドバイスがありました。
ポリプロピレン製の製氷皿は、食器用洗剤をつけて、やわらかいスポンジなどでやさしく洗ってください。
すすぎ残しは氷に『洗剤臭』が残る原因になるため、しっかり流すことが大切です。洗った後は水気を拭き取り、完全に乾かしてから収納してください。
変形の原因になるため、食器洗い乾燥機でのご使用はお控えください。
また、洗浄を繰り返すうちに素材は少しずつ劣化していくため、やさしく手洗いすることが、きれいに長く使うコツです。
なお、形状によってお手入れのポイントが少し変わります。
仕切りが細かい型や凹凸のある型は、すみずみまで洗って乾かすことを意識してください。蓋つきのタイプは、冷凍庫内のほかの食品からのニオイ移りを防ぎやすいという利点もあります。
注意点としては「製氷皿は食洗機と電子レンジには対応していない」とのこと。
その一方で、『保存容器』として販売されている商品のなかには、食洗機対応・電子レンジ対応のものがあるそうです。
パール金属からは「お手入れのしやすさや電子レンジの可否を重視される場合は、その用途に合った商品をお選びください」とのことでした。
画像提供:パール金属株式会社
製氷皿のNGな使用法
ネット上では、さまざまな製氷皿の活用法が広まっています。パール金属から「これはNG」という使い方を聞きました。
形状はさまざまでも、製氷皿(アイストレー)はいずれも『氷を作る』ための器具です。
当社製品には取り扱い上の注意として、『用途以外に使用しないでください』と表示しています。用途以外のものを入れると、素材の特性上、次のような不具合の原因になるためです。
・油分を多く含むものを入れると表面に油膜が残り、洗ってもニオイが取れにくくなります。
・色の濃いものを入れると樹脂に色が移り、一度染まると元に戻りづらくなります。
・ニオイの強いものを入れるとニオイが移り、次に作る氷に残ってしまいます。
・アルコール度数の高いものを入れると、樹脂の劣化を早める原因になります。
・糖分を多く含むものを入れるとベタつきが残り、洗っても落ちにくくなります。
続けて、以下の注意点も教えてもらいました。
氷が外れにくい時は、製氷皿を強くひねらず、裏面に水道水を数秒かけるのがおすすめ。
氷の表面が少し溶けて、きれいに外せますし、やさしく取り外すことで製氷皿を長くお使いいただけます。
また、水の入れすぎにもご注意ください。氷が膨張してあふれたり破損の原因になったりするため、水は仕切りの凹み部分(トレーの7分目程度)より下に入れてください。
火のそばに置かないこと、食洗機に対応していないこと、電子レンジ・オーブンには使用できないことも、併せてご留意ください。
製氷皿の買い替え時
夏は特に活躍する製氷皿ですが、使用していくと劣化が見られるようになります。パール金属によると…。
樹脂製品は、繰り返しのご使用や洗浄を重ねるうちに少しずつ劣化し、だんだんと色移りやニオイ移りがしやすくなっていくものです。
このような変化が気になったら、無理に使い続けず、買い替えていただくことをおすすめします。
家庭で使っている製氷皿がくたびれた感じになったら、買い替え時かもしれませんよ。
[文・構成・取材/高橋モータース@dcp]