硬くなりがちな「冷しゃぶ」 元調理師が教える『やわらかく仕上げるコツ』とは?
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画像提供:沖多恵子
監修・取材協力ドイツワインケナー・元調理師
沖多恵子
元カフェ店長として2年半、毎日違う献立を提供してきた経験から、冷蔵庫にあるものでサッと作る即興料理を得意とする。
ドイツワインへの深い愛をベースに、飲む人の気分やその日の体調、季節に寄り添う「オーダーメイドな食卓」を提案。難しい工程よりも、食べる人の笑顔を大切にする温かな料理スタイルが好評。
LUIS FIELD
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5月も下旬になり、汗ばむ日が増えてきました。冷たい『そうめん』が恋しいと思う人もいるでしょう。
そうめんにボリュームをプラスしたい時に、手軽でおいしいのが『豚の冷しゃぶ』です。
しかし、自宅で豚肉をゆでると、「どうしてもパサついて硬くなってしまう」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
元調理師の沖多恵子さんによれば、お湯に何か特別な調味料をプラスするよりも簡単で、やわらかく仕上がる裏技があるのだそうです。
『ゆでる前のほんの一手間』と『冷まし方』を意識するだけで、つるんと滑らかな食感になるテクニックをご紹介します。
元調理師が太鼓判!冷しゃぶは、片栗粉と自然冷却がポイント
画像提供:沖多恵子
沖さんによると、パサつきがちな薄切り肉を、しっとりとやわらかく仕上げるには、2つの重要なポイントがあるといいます。
ゆでる前に豚肉の表面に薄く片栗粉をまぶしておけば、お肉の水分とうま味を内側に閉じ込められます。
さらに重要なのが、ゆでた後の冷まし方です。
『冷しゃぶ』という名前から、つい氷水に入れたくなりますが、急激に冷やすと脂が固まり、お肉が硬くなってしまうんです。
ザルの上でゆっくりと自然に冷ますのが、やわらかさを保つためのポイントです。
『硬くならない豚冷しゃぶ』の作り方
沖さんに教わった豚冷しゃぶの作り方は以下の通りです。
材料
【材料(2人分)】
・豚薄切り肉(しゃぶしゃぶ用など) 150g〜200g
・片栗粉 適量
・お湯(ゆでる用) 適量
1.豚肉に片栗粉をまぶす
画像提供:沖多恵子
豚肉を広げ、両面に片栗粉を薄く、均一にまぶします。余分な粉はパタパタと軽くはたき落としておきましょう。
2.沸騰したお湯でゆでる
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鍋にお湯を沸かし、豚肉を2~3枚ずつ丁寧に入れます。
一度に大量に入れるとお湯の温度が下がり、均一に熱が通らなくなるため、少しずつゆでるのがコツです。
3.ザルに上げて自然に冷ます
画像提供:沖多恵子
お肉の色が完全に変わったら、すぐにザルへ引き上げます。氷水には取らず、そのままザルの上で風に当てて粗熱を取ってください。
4.冷蔵庫で冷やして仕上げる
粗熱が取れたら、お皿に盛りつけましょう。
冷蔵庫でしっかり冷やせば、完成です。
ノド越しつるん!初夏を彩る涼やかな一皿
画像提供:沖多恵子
片栗粉をまとわせた豚肉は、ノド越しがつるんとして、そうめんの麺ともよく絡みます。
ポン酢やゴマだれ、お好みの味つけで召し上がってくださいね。
特別な調味料を加える必要はありません。
ゆでる前の『片栗粉』と、ゆでた後の『ザル冷却』で、自宅で作る冷しゃぶのクオリティが劇的にアップします。
これからの季節に活躍すること間違いなしのプロの技。そうめんをゆでる際、ぜひ一緒に試してみてはいかがでしょうか。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]