太陽系に新しい惑星を発見か!『プラネット・ナイン』の存在を米研究チームが発表! By - grape編集部 公開:2016-01-21 更新:2018-05-22 宇宙惑星 Share Post LINE はてな コメント 2016年1月20日、アメリカ・カリフォルニア工科大学の研究チームが、太陽系の最外縁部に未知の巨大惑星があるかもしれないと発表しました。 もしかしたら、太陽系に新しい惑星ができるのかも、これは期待せずにはいられません! 太陽系惑星の基準って? 太陽系の惑星であるためには、以下の条件を満たしていなくてはいけません。 (1)太陽の周りを回っていること。 (2)十分重く、重力が強いため丸いこと。 (3)その軌道周辺で群をぬいて大きく、他の同じような大きさの天体が存在しないもの。 宇宙科学研究所 ーより引用 太陽系の第9惑星とされていた冥王星は、1992年に似たような天体が、同じような場所に次々と発見されました。 そして、2005年には冥王星よりも大きな直径を持つ天体が見つかり、2006年に惑星から準惑星へと変更されることになったのです。 地球の10倍! 研究チームによって今回、存在を指摘されている天体は、通称「プラネット・ナイン(Planet Nine)」と呼ばれています。 非常に細長い軌道を持ち、太陽を公転するのに1周1万~2万年もかかるそうです。大きさはなんと、地球の約10倍!質量に至っては冥王星の約5,000倍にもなるといわれています。 ※イメージです ただ、プラネット・ナインはコンピューターシミュレーションによって発見されたもので、まだ直接的に観測されてはいません。 現在、口径10メートルもある望遠鏡やすばる望遠鏡などが、観測を試みています。もし発見されれば、新たな太陽系惑星としてプラネット・ナインが加わるかもしれません! 見つかったら激熱 かつて太陽系第9惑星とされていた冥王星が格下げされた背景には、冥王星に似た天体が多数見つかったこと、それを受けて2006年に国際天文学連合が新たに「惑星の定義」を定めたことがありました。今回見つかった惑星が確かに存在し、質量なども予測通りなら、この新しい定義を十分満たすはずです。— Shinya Torishima (@Kosmograd_Info) 2016, 1月 20 プラネットナイン、って格好良いねぇ。宇宙はロマンだなぁ~♪— okiayu ryotaro (@chikichikiko) 2016, 1月 21 太陽系第9惑星だと?系外惑星すら見つかっている現在でも太陽系内の惑星がまだ見つかるとはすごい!まだまだ太陽系も謎だらけ。— とまむ@東京〜関西徒歩旅 (@tomm65536) 2016, 1月 21 まだまだ謎の多い宇宙。こういった新しい発見が見つかるたびに、ワクワクしてしまいますね! 出典 宇宙科学研究所/@Kosmograd_Info/@chikichikiko/@tomm65536 Share Post LINE はてな コメント
2016年1月20日、アメリカ・カリフォルニア工科大学の研究チームが、太陽系の最外縁部に未知の巨大惑星があるかもしれないと発表しました。
もしかしたら、太陽系に新しい惑星ができるのかも、これは期待せずにはいられません!
太陽系惑星の基準って?
太陽系の惑星であるためには、以下の条件を満たしていなくてはいけません。
太陽系の第9惑星とされていた冥王星は、1992年に似たような天体が、同じような場所に次々と発見されました。
そして、2005年には冥王星よりも大きな直径を持つ天体が見つかり、2006年に惑星から準惑星へと変更されることになったのです。
地球の10倍!
研究チームによって今回、存在を指摘されている天体は、通称「プラネット・ナイン(Planet Nine)」と呼ばれています。
非常に細長い軌道を持ち、太陽を公転するのに1周1万~2万年もかかるそうです。大きさはなんと、地球の約10倍!質量に至っては冥王星の約5,000倍にもなるといわれています。
※イメージです
ただ、プラネット・ナインはコンピューターシミュレーションによって発見されたもので、まだ直接的に観測されてはいません。
現在、口径10メートルもある望遠鏡やすばる望遠鏡などが、観測を試みています。もし発見されれば、新たな太陽系惑星としてプラネット・ナインが加わるかもしれません!
見つかったら激熱
まだまだ謎の多い宇宙。こういった新しい発見が見つかるたびに、ワクワクしてしまいますね!